『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜
- 公開日
- 2015/12/24
- 更新日
- 2015/12/24
校長室から
「フル充電の後に」
冬至が過ぎました。今後は徐々に昼の時間が伸びていきますね。玄関のハイビスカスが季節外れの花を一つ咲かせました。昨年度枯れさせてしまった反省から、今年は花の時期が終わったのちも毎日水やりを続けました。暖冬だということも影響しているのでしょうが、まったく驚きです。
さて、平成27年もあと1週間になりました。それでなくても忙しいこの時期を更に忙しくさせるものに年賀状作成があります。PCの普及によって随分手軽に作成できるようにはなりましたが、年齢と共に出す枚数も増えたことで、大変な作業であることには変わりはありません。メール普及の影響からか、年賀状の売れ行きが年々落ちているそうですが、私は古い時代の人間なのでしょう。『準備は大変でも、年に一度くらい年賀状の遣り取りを通じて親交を確かめ合うのも悪くはない。』と思っています。
私が結婚し長男が生まれた頃、写真付きの年賀状が大流行しました。これまでのものを全部残してあるので、毎年この時期には妻と懐かしく当時の写真を見たりもします。最初のそれには、結婚披露宴で大きなケーキを2人でカットしている写真を使っています。翌年のものには、早くも生まれたばかりの長男が写っています。結婚して24年が経ちました。それぞれの写真に思い出があります。『随分と年をとったものだ。』と思い合いながらも、案外この24年間に満足もしています。
来月11日は成人の日です。校長になって初めて赴任した学校の3年生が成人式を迎え同窓会を開くそうで、私にも連絡がありました。大変嬉しく、早速「出席」の返事をしました。実は、この年の3年生はなかなか大変で、校長の責任の重さを痛烈に感じることの多い1年でした。同時に、3年担当の先生方と共に目の前の生徒に向き合った結果、感動的な卒業式を迎えることのできた、そんな1年でもありました。
「百聞は一見にしかず」「聞くと見るとでは大違い」という言葉がありますが、今年ほどこの言葉の深さと重さを感じた年はありません。実は昨年度末、本校への赴任が決まった時、『また、生徒指導の大変な学校へ行くのか!』と密かに思いました。そんな私の偏見を見事に覆してくれたのが今の本校の3年生です。人懐っこい性格。行事など、何事にも一生懸命に取り組む姿勢。教職員を深く信頼している様子。集会に臨む態度等、感心するというより感動させられることが続きました。私に色々なことを教えてくれたこの子たちが、5年後の成人式で先生方を呼んで同窓会を開いてくれたら、そしてその端っこに私も居られたらどんなに嬉しいだろうかと思います。
明日から冬休みで、暫くは充電期間です。そして、フル充電ができたら、残りの2か月半は、教職員一体となってエンジン全開で子どもと関わりたいと思います。それこそが子どもたちと保護者の方の願いであり、我々教職員の最大の喜びです。