学校日記

『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜

公開日
2015/12/02
更新日
2015/12/02

校長室から

「自分との関わりで考える」
「いつもは人権の話を真剣に聴いていませんでした。でも、今日はいつもと違う雰囲気で久しぶりに聴きました。いじめとか、正直あんまり関係ないと思っていました。話を聴いて、いつかする側とかされる側とかになるかもと思うと、今が一番楽しい時だなと思いました。絶対する側にはなりたくないです。」
「校長先生の話を聴いて、『私は知らない』なんて言えないほど身近ですごく大切な事なんだなと思いました。単親など自分もそうだし、周りにも単親なんてたくさんいるし、本当に自分だけじゃなく、みんな同じなんだなと感じました。この先、みんな高校で離れたりするけど、『もし、困ってたら助けたってや!』という校長先生の言葉がグッときました。絶対に助けたいと思いました。」
「差別は、差別をする人がいるからうまれる、というのがとても心に残った。人権週間が設けられて60年以上も経っているのに差別がなくならない。いじめが減らないというのは、本当に大きな問題だし、いけないことだと思った。人に言うだけでなく、自分から変わることが大切だと思った。」
「…“そんなあなたの友達になりたい”“そんなあなたがいい”などの言葉が言えるような立派な人間になっていきたいと思います。」「…これからの人権学習はしっかりとやりたいと思いました。」etc.
 先週の金曜日、今年の「人権週間」がやってくるのに先立って、全校生徒に人権について話をしました。既にHPでも紹介し、使用したPPもアップしてあります。
〈先生の講演を聞いての感想です。またご意見を下さい。〉月曜日に学校へ来ると,校長室の机に上のメモが添えられて2年生の感想文の束が置かれてありました。職員朝礼を終えて一気に読みました。それほど時間がかけられたとは思えないのに、どれもしっかりと書けています。十分ではないかもしれませんが、思いを生徒の心に届けることができたことを嬉しく思います。
 向島中学校には色々な立場の生徒がいます。恵まれた環境でない生徒も少なくありません。だからこそ、次のことを常に意識してほしいと強調しました。
 すべての生徒に居場所があって、すべての生徒が楽しいと思える学校にするために人権についてしっかり考える必要があること。将来、誰かがいじめや差別に出会った時、相談に乗ったり助けてあげられるような仲間関係を築いてほしいこと。将来、この中の生徒が差別されるのは絶対に避けなければならないし、一人も平気で人を差別する人にはなってほしくないこと。
「…差別を簡単にする人にはなりたくない。いつまでもそう思い続けたい。」
 力強い感想にはこちらが励まされます。来週から本格的に始まる「人権学習」に弾みがつきました。生徒も先生も、どうぞ本気で取り組んでほしいと思います。