『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜
- 公開日
- 2015/09/29
- 更新日
- 2015/09/29
校長室から
「ムード」
27日の夕刻のことです。「でっかぁー!」愛犬「檸檬(れもん)」の散歩の帰り、東山の上に上ったお月様を見て素直にそう思いました。翌日の報道で28日の月が「スーパームーン」と呼ばれることを知りました。
NHKのウェブニュースによると、月はわずかに楕円の軌道を描きながら27日周期で地球の周りをまわっています。だから、地球に近づいたり遠ざかったりします。一方、月の形は29.5日周期で満ち欠けをしています。スーパームーンとは、月が最も地球に近づく日と満月になる日とが重なる月のことで、この日の月はその見かけの大きさが最大となるのだそうです。
昨日の帰宅途中、空を見上げている人を何人も見かけました。バイクを置き、家までの道で私も空を見上げます。残念ながら月は雲に隠れていました。今朝の5時半頃、やや白んできた西の空にまだ“でかい月”がありました。朝の空気は澄み、一片の雲もないことから、やや遅れはしましたが“話題の月”をこの目でも見ることができました。次回、このスーパームーンが見られるのは、来年の11月14日だそうです。
さて、音楽コンクールと体育大会に向けての練習が真っ盛りです。
こういう取組をする際、“ムード”がとても大切だと思っています。先日、1年を対象に「学年道徳」をさせてもらいました。私が話をしている最中に、時々集団から声がかかります。「僕らもがんばってるで!」「はあーい!」などの言葉は聞き流します。ところが、一つだけ聞き流せない言葉がありました。私の話の内容に全く関係のないもので、スクリーンに映った生徒の表情に関する言葉でした。「ムードを壊すようなことを言うな!」その瞬間だけ短く鋭い言葉で叱りました。それ以降、そういう雰囲気はまったくなくなり、楽しく授業を終えることができました。
さっきからグランドで体育大会に向けての学年練習が行われています。行進と入退場の練習が上手くいかないらしく、先生の指導の声が大きく響きます。生徒の顔は下がり続けます。それにつれて「やる気」もドンドン失われていきました。ムードは最悪です。こうなると、先生も生徒も全く面白くありません。ところが、休憩時間を挟んだ今、ムードが変化しました。声にも変化が現れてきました。生徒を励ます声と生徒の楽しそうな声です。生徒の動きも先ほどよりずっと活発です。きっかけは何だったのでしょうか。集団の中によいムードメーカーが居てくれたのなら嬉しいのですが。
“よいムード”をつくるのは教師の大切な能力の一つです。でも、生徒の中にプラスの“ムードメーカー”が居てくれることは集団にとってもっと重要です。今年度が始まるとき、「掃除の時間を楽しめる集団になってほしい」と言いました。
よいムードを作り出す人がたくさん育ってほしいと願います。そうすれば、どんな場面も楽しめる集団になっていくものです。
※写真は、今朝の5時半ごろに撮影したスーパームーンです。