『南風、吹かせ!』〜Hot wind from mukaijima〜
- 公開日
- 2015/08/22
- 更新日
- 2015/08/22
校長室から
「温かな信頼関係を」
やかましいアブラゼミの声に代わってヒグラシの声が聞かれるようになってきました。お盆明けからは、雨の影響もあってか暑さがましになり、幾分過ごしやすくなってきたようにも思います。季節は確実に秋へと近づいています。そういえば、先日までは7時半頃まで明るかったのに、随分日も短くなりました。
5週間の夏休みが終わります。「ヨッシャ—、夏休みだ!」と心を浮き立たせていたのは1カ月以上前のこと。各部活動の試合の応援、暑い中での新チームでの練習、吹奏楽コンクール、研修会や研究会の企画とそれへの参加、お盆休み(束の間の休息)、新学期に向けての校内外の研修会、5週間なんてアッと言うまでした。(もちろん、この間も授業がないだけで、学校での勤務は変わりなくしていたのではありますが…)
この時期になると、毎年同じことを思います。「早く日常を取り戻したい。」つまり、「もう、休みはいいから学校が始まってほしい。」ということです。研修会や学年会の影響もあるのでしょう。音楽コンクールや体育祭などの諸行事や、長い間会っていない子どものことが気になり始めるのです。
2ndステージは、夏から秋、そして冬へと季節も大きく変化しますが、学校の変化も大きい時です。音楽コンクールや体育祭などの大きな行事に取り組むことで、生徒や学級も大きく成長します。2年生には職場体験もあります。この経験も心と身体の成長に欠かすことができません。ほとんどの部活動では既に世代交代していますが、生徒会役員改選を経て、学校の主人公が2年生へと移行してもいきます。
そうすれば、3年生は自らの「進路」へ向き合う時期がやってきます。「進路決定」や「受験勉強」は確かにしんどいことではありますが、子どもの成長にとってはとても大切で必要なことです。この時期、大いに悩み苦しむ生徒が多いものです。だからこそ、保護者の皆様や教職員の支えが必要な時です。部活動や諸行事に取り組む彼らを支えてきたのとは、根本的に内容が異なりますが、この時期を上手く過ごすことで、子どもとの信頼関係はより強固なものへと育っていきます。生徒は、しんどい時ほどそばに誰かに居てほしいものだからです。彼らが必要とする時、気が付けば“そっ”と傍に寄り添っていて、「どうしたん?大丈夫やで。困ったときにはいつでも言いや!」と、そんな言葉がかけられる存在でありたいものです。
「学校が変わる」と言われます。学校が変わるとは人間関係が変わること、つまり生徒と教職員や保護者と教職員の関係、そして生徒と保護者との関係性が変わることだと思っています。今、向島中学校が落ち着いているのは、生徒と教職員や保護者と教職員との関係が良好だからです。長い2ndステージが始まります。多くの行事があるこの時期、更に強固な信頼関係を結びたいものです。共にがんばりましょう。