『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜
- 公開日
- 2015/08/12
- 更新日
- 2015/08/12
校長室から
「非日常を楽しむ」
4月には桜、5月に入るとハナミズキが中庭の常磐木に彩りを添えてくれていました。今、8月に入って百日紅(サルスベリ)が緑の中に映えています。
さて、今週は「統一学校閉鎖日」です。門川大作市長が本市の教育長時代、次々と大胆な教育改革が断行されました。堀川高校再建に始まる市立高等学校の大改革、番組小学校の統合から公立中高一貫校や小中一貫校の建設、2期制の導入や学校運営協議会の設置。
学校評価制度の導入に大学や企業との連携、あげだしたらきりがありません。その中に授業日数の確保があります。今でも多くの自治体では2学期の始まりは9月1日です。この場合、授業日数は195〜198日程になります。それを200日に、すぐに205日確保することになりました。夏休みが短くなりましたが、その分、全ての小中高等学校の普通教室にエアコンが入ることになりました。他府県の先生と話をすると、授業日数205日にも驚かれますが、公立学校の普通教室にエアコンが入っていることに対しては仰天されます。
実は、これらの大改革の一つに「統一学校閉鎖日」の設置がありました。アメとムチではありませんが、この期間はすべての学校業務を停止し、管理職を含めて全教職員に休んでもらおうという趣旨のものです。それも今日が中日(なかび)です。
「えっ、何?」「お前は何をしているのかって?」実は、週明け早々から仕事が立て込んでおり、その準備で学校へ出てきてしまいました。なるべく早く片付けて帰宅し、家庭人になりますのでどうぞご心配なく。
私もこの「統一閉鎖日」を大いに満喫しています。9日は、盆と正月恒例の親戚一同での会食。一昨日は、長年お世話になっているゴルフコンペに参加し、緑の中で自然と同化しました。また昨日は、家族と丸一日を過ごしました。
子どもが大きくなると、それぞれが忙しくなって家族で出かける機会がめっきり少なくなりました。それでも何とか1日だけそんなことが可能であることが分かり、お弁当をもって琵琶湖畔へと出かけました。愛犬の檸檬も一緒です。普段、家族でとなると、日帰り温泉か夕食に出かけるくらいしかできません。そうなると、檸檬はお留守番です。昨朝も、『置いていかれるのではないか』とソワソワし“きゃんきゃん”と吠え続けていました。この辺りは小さな子どもと一緒です。
新しいことを考える気力が減退し、一昨年と同様、琵琶湖畔で数時間を過ごし、一旦帰宅してから夕食と映画のナイトショウへ行きました。子どもたちが小さかった頃と比べると、格段に会話の数は減りました。キャッチボールなど、共に遊ぶこともしなくなりました。それでも、皆にとって大変有意義な時間になったと思います。
「檸檬、昨日は楽しかったな」今朝の散歩のとき、そう語りかけました。理解したとは思えませんが、一歩先を行く彼女が振り向き、ひとつ頷いたように見えました。