『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜
- 公開日
- 2015/07/15
- 更新日
- 2015/07/15
校長室から
『全力プレーを』
セミの鳴き声がかまびすしい季節になりました。「もう、朝からセミがうるさいねん!」2週間前の月曜日に、育成学級に在籍する女の子がそう言いながら登校しました。注意して聞くと、確かに前週まで気付かなかった蝉の声が中央公園から聞こえてきます。
今夏は暑くなるのが遅かっただけに、「ようやく、夏がやってきたか!」と感慨深げに思ったものでしたが、今はセミの鳴き声が暑さを倍増させているようで“かまびすしく”感じます。
さて、早いもので今週には第1ステージが終了し、来週から5週間にわたる“夏休み”に入ります。私の第1ステージは「まずまずの上来」と自己評価しています。
4月1日付で校長として赴任はしましたが、不安がなかった訳ではありません。
「期待と不安をもって…」とはよく使われるフレーズですが、私の場合は、圧倒的に不安の方が大きかったです。『生徒たちは、私を校長として受け入れてくれるだろうか。』『保護者や地域の皆さんはどうだろう。』『教職員は、校長が代わったことで戸惑いはしないか。』普段どちらかと言えば、何事もポジティヴに考える方ですが、ネガティヴな思考が頭の中を占めました。
遠慮せずドンドン子どもたちの中へと入っていく私を、生徒も教職員も驚いて見ていたようですが、何とか受け入れてもらえたようです。初めの頃、ニコニコして進んでカメラの被写体になってくれた子たちに大いに感謝です。校内体制に関しては、基本的にこれまでの在り方を踏襲しています。『あれっ?』と思うことがある場合のみ、校長というより一教職員として意見を述べるようにしています。(そうは受けとられていないかもしれませんが…)保護者や地域の方とも積極的に接するように心がけています。話をしてみると、意外なところで共通の知人がいたり、考え方が同じであったりして、そのたびに“この地域の人”に近づいている感じが強まります。
さあ、夏休みです。夏休みといえば、部活動を頑張ってきた3年生にとっては、最後の大会があります。「悔いが残らない戦いを!」お決まりの言葉ですが、果たしてそんなことがあるのでしょうか。私はそれを何度か経験したことがあります。また、生徒の試合で見たこともあります。先週末までに男女のテニス、野球、サッカーで、既に最後の公式戦を終えた人がいます。『もっと〜できたのに…』『あの場面は強気でいくべきだった!』など、後悔することが圧倒的に多いだろうとは思いますが、中には『全力を出し切れたから結構満足!』という人もいたように思います。要は、勝ち負けよりも「自分の力が出し切れたかどうか!」ではないかと思うのです。相手のある競技では、全力を出し切ることは案外難しいです。だからこそ、しっかりと準備をして臨み、元気(声)を出して強気で積極的にプレーすることが大事になってきます。
悔いのない試合を、そして、悔いのない夏を過ごしてくれることを期待します。