学校日記

『南風、吹かせ!』〜Hot wind form Mukaijima〜

公開日
2015/06/03
更新日
2015/06/03

校長室から

「やり切った感」
 5月に何日も真夏日が続くのは、流石にきついです。一方で、TVなどで「観測史上初の〜」と声高に報道される度に『そんなに騒ぐほどのことか!』と感じてしまいますが…。誰かがそう言っているのでしょうか。私が教室を訪れると、生徒から「校長先生、エアコンを許可してください!」と懇願されます。今週に入って、午後からはエアコンOKにしました。今、確実に季節は移り、梅雨、そして夏へと向かっています。
 さて現在、各学級・各学年では12日(金)に予定されている「向島ミュージアム」に向けて取組を始めているところですが、それに言及する前に先週末の「生徒総会」について綴っておきたいと思います。
 今年度の「生徒総会」は、大きく3部構成になっていました。第1部は、いわゆる「生徒総会」で、各委員会の活動方針や活動内容が報告されました。また、予算や決算も審議されました。その後、各学級から学校への意見と要望が出されました。これに対しては、生徒会本部だけでなく生徒指導部長の先生や場合によっては校長も返答に立たなければなりません。要求も返答も、国会の答弁さながら真剣そのものです。第2部は、学年・学級目標の発表です。前任校では、この部分はコントやダンスなども交えて楽しい時間でしたが、本校では硬派なムードを失いません。元々体育会系の硬派な感じが好きな私は、すっかり感激しました。各学年の代表者は、おそらく何度も練習してきたのでしょう。堂々とした態度と大きな声で見事にやり切りました。そして、第3部が生徒会特別PRです。この部分が今年度の目玉だったのかもしれません。本校で30年以上前に立ち上げたキャンペーンである「3い(いじめ・いたずら・いやがらせ)撲滅運動」を見直そうと、生徒会本部が作成した啓発ビデオが上映されました。よくできた内容で、『もし自分の子がこの状況に居たら…』と考えると怖くなったほどです。そして、最後がこの日のために取り組んできた「校歌プロジェクト」です。私が一番の途中までを独唱するという趣向も、一部の人たちと打ち合わせてきた演出です。途中から生徒会本部執行部が私の両サイドに立って歌い、二番からは全校で合唱するということも見事に実現させることができました。「先生、素晴らしい学校ですね」SCの村下先生の言葉です。「校長先生、いいものを見せていただきました。」生徒指導課の菊池主事の感想です。満面の笑みを浮かべてそう言ってくれました。
 多くの人の心に“やり切った感”を残せた取組だったと思います。取り組ませるからには、絶対にもたせたい“やり切った感”。これを感じることなしに「やってよかった!」の感想はあり得ません。やらせるからにはやり切らせる。そして、できるなら「感動」を起こさせる。行事を通して感じる「やり切ったという思い」と「感動」が、心を豊かにし、中学生を逞しく育て、次の取組へと繋げるのだと思います。