学校日記

学校評価(外部・内部)のねらい

公開日
2009/04/06
更新日
2009/04/06

学校評価システム

一.「学校評価」のねらい 〜研鑽・努力・支援を基本にして〜
 評価とは「批判」や「非難」ではなく、「人を励まし,意欲を高め,よい点はさらに伸ばし,できていない点は改善し補充して,活き活きと活動させること」を目的とし,評価することで何がよくて,何ができていないのかを明確にすることにより,教職員には授業力や生徒指導力を伸ばすために研鑽を積むことが期待され,生徒には学力の基礎基本の定着から伸長へと発展させるための努力が要求され,家庭では子どもへの激励と環境づくりともに学校教育への理解と支援が不可欠になります。この学校づくりの三要素(研鑽・努力・支援)をより有効なものにするために,学校評価の存在価値があります。
 よく学校が悪いとか,家庭が悪いとかの批判のしあい,責任のなすりつけあいというものがありますが,これは双方のできていないところを他に転嫁して批判していることに過ぎず,何の課題解決にもなりません。むしろ悪化していくだけでしょう。そこで,学校評価をきちんと行うことによって学校,家庭,生徒の三者が協調し,それぞれの立場が責任をもって課題を解決し,よりよい学校づくりを目指していくことが大切です。
 評価者(保護者等)には被評価者(学校)を批判の目ではなく,評価者ご自身に学校の方針や教育内容等を十分に理解していただき,課題解決や改善のために積極的に協力していただくことが必要と考えています。そのためには、学校は様々な評価材料を供給していくことが要求されます。学校や保護者の双方が断片的な情報や一つの事象だけで断定的なイメージを作り上げてしまうことは,真の評価,真の理解につながらないと思います。そうした事態を回避するためにもより効果的な学校評価の活用を図っていきたいと考えています。


二.「学校評価システム」について 〜主張・協調・責任のトライアングルを目指して〜
 学校では,年度当初に立てられた「学校教育目標」や「目指す生徒像」をもとにし,その具現化を図るために日々の教育活動の実践を行っています。 学習指導,生徒指導,他の諸活動においても常に目標,計画,実践、評価という一連のシステムを通して、改善すべき点は速やかに改善し,よい点はより充実・発展させることを通して学校運営のステップアップを図っています。その根拠として学校評価があるわけですが,こうした学校評価でも,本校教職員が行う評価を「内部評価」と称し、本校教育の実践の主体者である教職員自らが,あらゆる観点から自己評価し,問題、課題を提起して,よりよい学校づくりに向けてのビジョンを明確にするよう心がけています。生徒たちへの評価も同じで,特に学習評価は到達目標に対してどれくらい達成できているのかをA,B,Cの観点別学習状況評価で具体的に評価し,まとめて評定として通知していることは周知の通りです。さらに学校では生徒自身の自己評価も含めて総合的に評価し,達成不十分な点を補充し,BないしはAに上げていく「指導と評価の一体化」の過程を重視した授業の展開を推進しています。但し、学校評価も評価結果だけの統計や数値を見ているだけでは何の意味もなさないものであり、分析から改善のために努力していく評価活動の過程があり,改善策を見出し,実践することで向上が図れるというものと考えています。
 昨年度より,生徒自身の「学校生活の改善に資するアンケート」を通して,教員の授業の改善を図る「授業評価」も実施しています。これは授業を教員と生徒で協力して創っていくというスタンスのもとで,授業者はよりわかりやすい授業を実践していくという責任,生徒は意欲的に授業を受け,家庭学習や宿題,提出物等をきちんと提出し,すすんで学力を向上させていくという責任,保護者の皆様にはそれを最大限に支援するという責任を明確にしていくことをねらいとしています。主張(確かな評価)・協調(三者の協力体制)・責任(三者の立場でやりとげなければならないこと)のトライアングルが円滑に形成された時こそ学校評価の効果があらわれる時だと考えています。この学校づくりのトライアングルの趣旨をご理解いただき,今後とも本校教育推進のためにご支援をよろしくお願い申し上げます。


✽学校教育目標 
豊かな人間性の育成をめざし、互いの人権を尊重しあい
  ・若き日に、心をみがき
  ・若き日に、体を鍛え、
  ・若き日に、知識をひろめ、
  ・若き日に友と交わり
 未来の糧を創ろう
 この目標は知・徳・体の育成を目指し、現代社会においてこの中学生時代の教育に最も重要視されているものです。「未来の糧」は将来自分にとって必要な「知識」「精神(心)」「健康な身体」の地固めをしなければならないものです。今年度学校では、特に生徒たちの個々のもつ特性や能力を伸長させるために「自主・自立(G(自)2:自主性・自立心)」の育成を大きな目標として掲げています。学習面では「家庭での学習習慣の定着」を図るための授業改善にも積極的に取り組んでいきます。

✽目指す生徒像  「心優しい生徒」