学校日記

子どもの見方

公開日
2010/02/15
更新日
2010/02/15

学校経営の基本方針

土曜日の朝8時から、「知っとこ」という番組がある。家に居れるときは見るようにしている。その番組の中で「子どもの見方」というコーナーがあるときがある。私はこれが大好きで、子どもの力に感動しながら、時に涙を流しながら見ている。
 京都文教短期大学学長の安本先生の話を載せてきたが、今回でしめくくってみましょう。その先生のお話の中に、「子どもの世界を取り戻してやりましょう」〜七つの世界を満足させましょう〜というのがある。それは次の七つである。

(1)「おやっと思う」
   すごい、面白いね、感動だね、不思議だね、子どもの投げかけに対して「そうだね」とまず言おう。

(2)「もっとよく観る」
五感を使って、観る。他に見方はないか? ネジバナの話をされて懐かしく思った。ピンクの小さな花であるが、ぐるっと巻きながら3センチぐらいの花を咲かす。よくみると右巻きがあったり、左巻きがあったりだ。 ツルは途中から巻き方を変えるら しい。大きな一円玉の模型を取り出して、この形は? 円? 長方形? 円柱?ぐるぐる回す中で見えてくる。人もそうであるということだ。

(3)「知りたい」
子どもの質問に対して、すぐに答えを言わないで、「いい質問だね、今度図書館に行って調べてみようか」と投げ返す。下見をしてどこに該当の本があるか探しておく。子どもと一緒に行ったときにすぐにその場所に行かないで、何となく子どもを   その方向に導いて、子どもに探し当てさせる。

(4)「労を惜しまない」
   子どもの要求に対してすぐに答えを出すのではなく、面倒くさいがいろいろ聞いて対応する。先生宅の話として子どもが阪神タイガースの帽子をせがんで「みんな持 っている」というのに対して、みんなというのは怪しいものだから具体的にどう?  と聞いてみると、我が子を入れて持っていないのが2名だけだったらしい。そこで
「そうか、仕方がないなあ」ではなく、「もしお前に買ってやったら、そのこひと  りになるなあ、それでいいかな」と問い直すと「そうやなあ、やっぱしいいわ」と
子どもが返したとのこと。いい話だなあと思った。

(5)「いろいろ工夫する」
子どもが双六か何かのゲームをしていて、サイコロの目が9,10〜18もあるものを作ってやっているので「なぜ?」と聞いてみると、5時までにお母さんが帰っ てきなさいと言ったので、早く終わらさなければならないから」と。つぎには15,
20,とかの数字が書いてあるサイコロを作っていたとか、子どもは工夫するもの  である。実物を見せていただいた。

(6)「何回でもやり直す」
   積み木でも、いいものを作っていると大人が感心しても子どもは満足しないらしく、何回も作り直している。気が済むまでやらしたらいい。

(7)「あらゆる想像力を働かせる」
   子どもの行動を観ていると遅遅として進まず、じれったく思うときもあるが、そこはじっと我慢して見ていると工夫して、想像力が創造力に変わってくる。

この七つの頭文字をとると「お・も・し・ろ・い・な・あ」となる。先生も考えられた。

「我が家の子育て七箇条」「親が変われば子も変わる」等ありました。HPの配布文書一覧の「家庭教育学級」をご覧下さい。
 安本義正先生のお話は本当に、このように振り返るほど入ってきました。ありがとうございました。また醍醐中学校でもご縁ありましたら、講演をお願いしたいと思います。