学校日記

修学旅行を振り返って(2)

公開日
2013/06/05
更新日
2013/06/05

学校の様子

二日目は教職員の睡眠不足も知らずに、朝から子どもたちは元気。朝食会場の前にクラスごとに荷物を置いて食べに行った。メニューは朝食らしいバイキングになっていた。
食事が終わるとバスに乗って、平和公園をめざした。道が混んでいて、予定より15分ほどの遅れがでたが、何とかなった。平和セレモニーの担当の子どもたちがしっかりメッセージを伝え、黙祷を捧げた。語り部というより、ガイドさんという感じであるが対面式を行った。その中の一人の方が握手を求めてやってきて、よく見ると、昨日「亀山社中の跡」でガイドして下さった方だった。縁というものである。

班別に分かれて、平和公園付近の案内をしていただいた。爆心地がきれいに整備され、モニュメントが立っていた。「この上空で・・」と思うときれいな公園から複雑な思いに駆られる。広島型原爆と長崎型原爆は違うと聞いていても詳細には分からない。長崎に落とされたプルトニウムの写真を見せられた。小さなものだ。それでも広島の何倍もの威力がある。長崎の地形から、被害は広島よりも少なかったが。それでも壊滅状態だ。

長崎市に別れを告げて松浦をめざした。漁業体験と民泊体験が目的である。午後3時前には松浦に着いた。小雨が降り出し、どっちにしても体験で身につける必要のあったカッパを急いで着た。

私は「刺し網」担当だったので1,2組の班の子どもと一緒になった。沖へ水しぶきをあげて出て行く久しぶりの小さな漁業船に子どものようにワクワクした。20分ほどのところに網が仕掛けられていて、それを船の機械で巻き上げる。最初に上がってきたのはハコフグであった。みんな「かわいい」と大はしゃぎに触っている。次にイカ、オコゼ、オコゼは危ない。大きなカレイ、カワハギ、ゴチ、一番沸いたのはカブトガニである。最近かからなくなったということを言っておられたが、4匹も捕れた。天然記念物である。持ち上げたり、頭にかぶったり、大はしゃぎである。大きいなタコも捕れた。しかし、ほんの小さな隙間から船の間に入ってしまった。ピックで足を引っかけ、ひっぱるがすごい力である。力ませに引っぱって足が捕れてしまった。小野寺さんが「タコちゃん出ておいで♪」と節を付けて呼ぶと、何と出てくるではないか。その瞬間に猟師さんがさっと捕まえてバケツに入れた。足の皮をとり、きれいに白身にして食べさせてくれた。物怖じせず、美味しいと食べている。何とも愉快な漁業体験であった。

酔っている者はいないかと回ってくる船もあったが、みな大丈夫だった。港に引き上げ捕れた魚をビニール袋に分けて、民泊でお世話になる家へ持っていく。それを料理して出してくれるらしい。

港で民泊でお世話になる方々が出迎えてくれて、入村式が行われた。校長先生のお話と振られたので、「京都市にあります世界遺産、醍醐寺の近くにあります醍醐中学校の3年生86名です。挨拶がしっかりでき、時間が守れる自慢の子どもたちです。でも修学旅行ですこしハイになっている子もいますので、失礼があるかもしれませんが、ならぬものはなりませぬと八重の桜の如く注意してやって下さい。民泊は旅の大きな目的の一つです。明日の朝、ハグできるような別れができますよういい思い出を作ってやって下さい。」と挨拶し、那波さんが挨拶し、それぞれにそこの車に乗って家庭へ向かっていった。