収穫祭!
- 公開日
- 2011/10/21
- 更新日
- 2011/10/21
学校の様子
放課後園芸部の生徒が呼びに来た。何だろうと行ってみると「収穫祭」といって、園芸部の子どもたちが苦労して作ったイモをふかして、生徒にふるまっている。和やかな雰囲気なのだが、ちょっと違うのは机の上に座布団を敷いて落語が始まっていた。みんなイモをほおばりながら、食い入るように落語に聞きいっていた。T先生とY先生が企画してくれたようである。
その落語の主が1年生のF君である。彼が落語をするのは知っていた。学年主任より「テレビ取材されたものの放送があるので、録画してほしい」と依頼されたことがあったからだ。「間」の勉強をしたいので教えてほしいと頼んだことがあったが、「まだまだですから」と体よく断られた。
私の友人で大阪堺市の先生でセミプロの落語家がいる。先月、京都の呉竹文化センターで、彼の友人と二人落語をするので見に来てほしいとの招待があったので行った。招待と言っても当日券1200円、予約1000円がいる。ここがセミプロか。差し入れに花束と京都のたこ焼きを持って行った。大阪とどっちがうまいか!
それに学校の先生とF君に声をかけたら「行きます」ということで、聞きに行った。中国語のそば屋の話や、結構、笑わせた。友人は「落語を習っている生徒さんには少し物足りなかったかも」と言っていたが、F君は面白かったとのこと。
そのF君の落語を思いがけないところで聞くことができた。怪談の「番町更屋敷」のお菊の話で、面白、可笑しく聞かせてくれる。こんな長い話をよく覚えられるなと、まずそのことに感心した。話が終わると大きな拍手がおこった。もっと磨きをかけてプロの落語家になってほしいものだ。彼がもっと輝けるところを作ってやらないといけない。
絵が好き、音楽が好き、書くのが好き、球技が好き、勉強が好き、泳ぐのが好き、何でも好きなものに一生懸命になっている時の姿は輝いている。いいものだ。
また懸命になれるものがある人は幸せだ。みんな幸せな人になってほしい。醍醐中学校にはいろんな原石があるものだと思った。楽しみなことである。