そうだったのか手羽先!
- 公開日
- 2011/08/30
- 更新日
- 2011/08/30
学校の様子
理科の研究授業が行われた。第2分野「動物の生活と種類」第2節「感覚と運動のしくみ」「どのようなしくみでからだが動くのか」という勉強を2年生で行った。指導者はT先生である。
生徒を理科室の真ん中に集めて、四国の海岸で拾ったという骨を見せて、話が始まった。他の学校から8名ほど、本校の先生方も5名ほど、教育実習生も3名入り、ちょっと研究授業らしくなった。
その骨が人骨ではないかと悩んでいたが、大阪におられる骨の大家に聞いてみるとシカの骨とすぐに判明したとのこと。そんな努力を払っていたとは感心した。
その後に手羽先の骨を見せ、筋肉がどのようになっているか観察してみようとトレーの中の生の毛羽先が紹介されると、生徒たちから「ワーッ」と歓声が上がった。この 「ワーッ」が大切なのである。その解剖の仕方が説明され、それぞれの班に2つずつ配られ、観察と解剖が始まった。ハサミの使い方がおぼつかなかったり、手が脂でぬるぬるしたり、その感覚が大事である。
「ねらい」がきちんと伝わったかは分からないが、本物を見せるということが非常に大切なことである。
かつて少し厳しい学年であった社会の教師が何十万円もする有田焼を生徒に見せたいと、そんな趣味のある同僚から借りてきた。「大丈夫か?」と私が言うと「肥後先生、割るかもしれないから見せないではなく、割らないように見せることが大切ですよね。」と言った。私は金槌でガーンと殴られたような気がした。「その通りだ!恐れ入った!」と応えた。
本物が伝える情報は計り知れない。そのようなT先生がいること授業が展開されていることに喜びを感じた。