共感的人間関係
- 公開日
- 2026/05/14
- 更新日
- 2026/05/14
校長室から
2泊3日の修学旅行、無事帰ってきました。君たちが、無事帰ってこれたことをとても嬉しく思います。出発式のとき、皆さんに「独りぼっちを作らないように」とお話しました。
ソーシャルボンドという言葉があります。日本語で言うところの「絆」と近い意味があります。人はどんなに健康でも「絆」に支えられていて、「絆」がなくなると心に不調をおぼえると言われます。そして、「絆」は目に見えるものではないので、失ったときに「絆」の存在に初めて気づきます。
この修学旅行で君たちの行動を見ていると、君たちの個性の凹凸がうまくはまっているように感じました。だからこそ、行程通りにスムーズに進んだのだと思います。つまり、見えないはずの「絆」に支えられている学年なのだろうと思いました。このような絆を生み出したのは、君たちが「共感的人間関係」を大切にしているからだと思います。「共感的人間関係」とは、相手の立場に立って、物事を見て考えるということです。例えば、友達が一人で抜け出せないほどの落とし穴に落ちたとしましょう。そのことを、他の人に伝えるとき、普通なら”友達が深い穴に落ちた”と表現しますが、「共感的人間関係」が基盤となっている関係ならば、”高い穴に落ちた”と表現します。つまり、穴に落ちた友達の立場に立って考えると”高い穴”になるわけです。
君たちは、この「共感的人間関係」を自然と大切にしているのです。君たちは、必ず素晴らしい人間へと成長していきます。今回の修学旅行で得た経験を、卒業までの期間で活かして欲しいと思います。これからも独りぼっちを作らない学年を創ってください。
保護者の皆様におかれましては、多くの方にお迎えに来ていただき、誠にありがとうございました。お子様たちは、樫原中学校の誇りであり、樫原学区、松陽学区の誇りでもあります。本当に素晴らしい生徒達です。今後も、樫原中学校教育へのご支援ご協力をお願いいたします。教職員一同、子ども達のために今後も精進してまいります。