学校日記

《今週の生け花》シャクヤク 5月11日(火)〜

公開日
2010/05/11
更新日
2010/05/11

今週の生け花

 今週の生け花が早くも変わりました。今回は、この季節に見事な大輪の花を咲かせる「シャクヤク」です。
 シャクヤク(芍薬)はぼたん科ぼたん属の宿根草で、原産地は中国北部〜シベリア、朝鮮半島北部にかけてとされています。5〜6月に高さ60〜90cmの白、黄、ピンク、紅、赤、紅紫などの花を咲かせます。花言葉は、「はにかみ」「恥じらい」「内気」などです。日本には薬用植物として平安時代に渡来し、根は、消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれんや婦人病全般に効用があるとされています。室町時代後期には、花材として愛でられ、品種改良も始まっていたようです。
 昔から美人を形容する言葉として、「立てば芍薬、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合の花」と言われています。見かけは良く似ていますが、芍薬と牡丹の違いは、芍薬は枝分かれせずにまっすぐに立つのに対し、牡丹は枝分かれしやすく横張りの樹形になることからだと思われます。実は、ボタンが樹木であるのに対して、シャクヤクは草なのです。花の形は一重咲き、八重咲き、半バラ咲きなどで、とても変化に富んでいます。