《今週の生け花》ラッパ水仙,はしばみ,小菊,紅つげ 1月25日(月)〜
- 公開日
- 2010/01/25
- 更新日
- 2010/01/25
今週の生け花
ラッパ水仙は、ユリ科スイセン属の多年草で、地中海沿岸が原産です。最初に発見されたのはスペインのピレネー地方だといわれてます。高さは20〜30センチになり、3月から4月ごろ、芳香のある花を咲かせます。一茎一花で、ふつうの「スイセン」に比べて副花冠が長く、ラッパ状になるのが特徴です。イギリス王立園芸協会の分類では、副花冠の長さが花弁と同じか、それ以上のものをいいます。
日本には、平安末期に中国から渡来しました。漢名の「水仙」を音読みして「すいせん」になったようです。漢名は「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典からつけられたものです。きれいな花の姿と芳香がまるで「仙人」のようなところから命名されました。
また、学名でもある英名「ナルシサス」はギリシャ神話の美少年の名前で、泉に映った自分の姿に恋をして、毎日見つめ続けたら、いつのまにか1本の花になってしまいました。いわゆる”ナルシスト”の名はここからきています。
別名を「雪中花(せっちゅうか)」と呼びます。深い雪の中でも、春の訪れを告げる花ということで名づけられたのでしょう。「もうすぐ春がやって来るんだな・・・」と感じる季節になったのですね。