学校日記

ネットいじめ、ケータイ依存から子どもを守るには!

公開日
2009/12/03
更新日
2009/12/03

校長室から

 昨日2日(水)に「第28回 中P連研究集会」が京都アスニーで開催され、約200名の方が参加者されました。
 最初に実践報告として、久世中学校PTAからの発表があり、地域と連携したPTA活動の様子を報告していただきました。その中で、保護者と中1生徒との「ふれあいトーク」と、そこから発展して実施した中2生徒と小1児童との「ふれあいトーク」の取り組みを紹介していただきました。
 次に中P連教育向上委員会より、私学連合会・京都市教育委員会各課との教育懇談会の内容が報告されました。私立高校の入試日を今より早めないこと、新型インフルエンザへの対応、また少人数教育の維持・拡大や教員数の増加、学校設備の改善などの要望を挙げて懇談会を実施した事が報告されました。全部の要望を叶えるというのは難しいようですが、今後も検討していきたいとの返答があったとのことです。
 最後に、『ネットいじめ、ケータイ依存から子どもを守る〜今、携帯電話を持つ子どもたちの間で何が起きているか〜』のテーマで、全国webカウンセリング協議会理事長の安川雅史氏の講演がありました。とてもインパクトの九強い、センセーショナルな内容の講演でした。今、子どもたちの間でケイタイ(携帯電話ではない!)を使って何が起きているかを、協議会に寄せられてくる多くの相談内容から紹介していただきました。

●なりすましメールの実態とその防止方法は
  他人になり済ましてメールを送り、友人間にトラブルを起こさせたり、
 信頼関係を壊す例の提示と、その対策としてのメール受信拒否の設定方
 法の説明。
●チェーンメールの被害
  かって「不幸の手紙」と言われたものを携帯メール「このメールが届
 いたら、24時間以内に10人に転送しなければ、お前がいじめの対象
 になる」等のメッセージにより不安をあおり、うわさや個人情報、嫌が
 らせの画像などを添付したメールや「死ね」と大量に書かれたメールが
 送られてくる例の紹介。
●学校裏サイトの実態
  全国の実態とその内容。これによる学校間や個人間のトラブルの紹介と
 誹謗中傷メールの削除方法。
●「プロフ」や「モバゲー」などを使った犯罪行為
  電話番号やメールアドレスは掲載できないようになっているが、子ども
 たちがそれに対応して使っている隠語の例の紹介。
  「わらわ」=「090」、「例の間に蜂」=「080」、
  「やわらか銀行」=「ソフトバンク」,「子ども」=「ドコモ」、
  「英雄」=「AU」、「コム」=「ウィルコム」
 
 子どもたちを守るには、親が子どもの携帯電話の利用状況をきちんと把握すること、そして、子どもの携帯電話には「フィルタリング」を設定すること、いくら子どもが理由を言っても、言い訳をしても、親として「子どもを守る」という観点に立って、「フィルタリング」を設定することが絶対に必要であることを力説していただきました。
 子どもに携帯電話を持たせることが、どんな危険性をはらんでいるか、それが犯罪行為を増やしたり、子どもの健やかな成長を阻害しているか、考えさせられる講演でした。保護者の皆さんも、携帯電話の使い方について、一度、子どもと正面から向き合っていただければと思います。「クリスマスと正月から悪夢が始まった・・・」ということにならないように。