学校日記

「新型インフルエンザ」について学習しました!《改訂版》

公開日
2009/11/27
更新日
2009/11/27

学校の様子

 26日(木)の学校保健委員会の後、午後3時45分から約1時間にわたり、学校医の塚本先生を講師に迎え、「新型インフルエンザについて」のテーマで、「第2回家庭地域教育学級」を実施しました。学校保健委員会に参加していただいた方に加え、保護者・地域の方にも参加していただき、約40名が新型インフルエンザの正しい情報と対処に仕方を学習しました。
 塚本先生のお話しから、ポイントのいくつかを抜粋すると次のようなものです。

・A型インフルエンザのウィルスの種類は、H1N1型からH16N9型まで、
 144種類あり、今回の新型インフルエンザと同じH1N1型で過去に流行
 したものには、「スペインかぜ(1920年代)」「イタリアかぜ(1950年代)」
 「ソ連かぜ(1970年以降)」などがある。
・今回の新型インフルエンザは、感染力は強いが”弱毒性”であり、過去に
 流行したインフルエンザに比べて突出しているものではない。マスコミが
 大げさに報道する為に、不安を感じるが、冷静に対応する必要がある。
・毎年インフルエンザが原因で亡くなる方は日本で1万人を超えているが、
 その情報は今まで大きくは取り上げられてこなかった。「今回のインフル
 エンザが原因で亡くなる方が特に多い」ということはない。
・心配なのは、今回のインフルエンザが、数年前大きい問題となった「鳥ィ
 ンフルエンザ」などと混じり、さらに強力なインフルエンザウィルスが出
 現することであり、今後の推移を見守る必要がある。
・過去のインフルエンザの流行には2つの山があるものが多く、一旦流行が
 おさまったからと言って安心するのは危険である。数ヵ月後に再度流行す
 る可能性があるので、十分に注意して予防措置をとることが必要である。
・新型インフルエンザのワクチンは、なかなか出回らない。来週以降に小3
 以下の子どもの接種が始まる予定だが、中学生が摂取できるのはもっと後
 で、年明け以降になることが予想される。その際も、費用を3600円負担す
 る必要があるので、学校などでの集団接種は難しい。かかりつけの医院へ
 問い合わせ、予約が必要になるだろう。
・もし子どもが高熱になった時、解熱剤としては「アセトアミノフェン」が
 適している。
・インフルエンザウィルスは発熱によって弱まる。高熱が出るのは、ウィル
 スに抵抗しようとする体の働きである。
・インフルエンザの診断が出たら、タミフル(飲み薬)やリレンザ(吸う薬)
 が処方されるが、このような薬は、インフルエンザウィルスを増やさない
 ようにする働きがある。(死滅させる働きはない)
・病院で行うインフルエンザの検査キットでは、反応が出れば「インフルエ
 ンザに感染している」ということは確かめられるが、反応が出なくても
 「感染していない」と証明することは困難である。
・普段からの感染予防措置としては、「うがい」「手洗い」「咳エチケット」
 「マスクの着用」が大切である。もしくしゃみや咳が出そうになったら、
 ハンカチやティッシュを探す前に、腕で口をカバーするのが良い。手のひら
 でカバーすると、その手が触れた部分から感染が広がる恐れがある。
・手洗いをこまめにすることが必要だが、市販のアルコール消毒薬も効果が
 あるので、それを利用するのも良い。
・正確な情報は、公的な機関(厚生労働省、国立感染症研究所、京都府、
 京都市)のHPから得られるので、利用するとよい。
 
 ◆京都市 新型インフルエンザに関する情報について
   http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000061842.html

 ◆京都市の新型インフルエンザ相談窓口(保健医療課)
    電話 075−222−3421(平日 8:30〜20:00)

 ◆京都府 新型インフルエンザ対策について
   http://www.pref.kyoto.jp/shinflu/index.html

 ◆厚生労働省 新型インフルエンザ対策関連情報   
   http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

 ◆国立感染症研究所 感染症情報センター
   http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/index.html

 この新型インフルエンザへの対応で必要な事は、正確な情報をきちんとつかみ、冷静な判断で対処すること、そして何より大切なのは、基本的な感染予防措置を徹底することであることが確認できました。参加者の方からは、具体的な質問もあり、新型インフルエンザについての知識と対応について、きちんとした学習ができたと思います。以上のことを参考にして、各ご家庭での健康管理を併せてお願いいたします。