天の原〜2年百人一首大会を開催しました!
- 公開日
- 2012/01/16
- 更新日
- 2012/01/16
学校の様子
外は真冬の寒さが厳しく、冷たい風が吹いています。今日6時間目に2年生の百人一首大会を開催しました。今日の日のために、各クラスで練習を重ねた成果を発揮すべく、取り札を畳に広げ、読み手の高木先生の声に合わせ、会場のあちこちから「はい!」と元気よく札をとる姿が見られます。参加した生徒たちの熱気で、体育館内の気温も少し上昇しているようです。皆さんにはそれぞれに”得意札”があると思います。「この札だけは絶対にとるぞ!」という思いで、自然と自分の前に並べたり・・・。私が特に印象に残っている一首は、安倍仲麿の「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」です。
安倍仲麿(あべのなかまろ/701〜770年)は霊亀2年、16才の時に遣唐使多治比県守に従って、留学生として唐に渡りました。30年近くの滞在の後、仲麿が51歳の時、宗皇帝に帰国を願い出て帰路に着きましたが、その途中で嵐に遭い、安南に辿り着きました。後に再び長安に帰り、唐の地で亡くなりました。この和歌もよく知られているもののひとつですが、仲麿の帰国を祝って明州の町で宴会が開かれた時に作られた和歌だと伝えられていて、故郷への思いがとてもよく表現されています。
”大空を振り仰いで眺めると、美しい月が出ているが、あの月はきっと故郷である春日の三笠の山に出た月と同じ月だろう。(ああ、本当に恋しいことだなあ) ”そんな故郷への懐かしさが感じられる一首ですね。
小学生のころから、百人一首をするときは、この札を自分の目の前に置き、他の人には絶対に取られないように、素早くとりました。そんな1枚、皆さんは何ですか?1年生の百人一首大会は19日(木)5限に開催する予定です。