明日12月10日(土)は皆既月食が見られます!
- 公開日
- 2011/12/09
- 更新日
- 2011/12/09
校長室から
明日12月10日、月全体が地球の影に隠れる「皆既月食」が見られます。日本全国で欠け始めから終わりまで全過程を見ることができる絶好の機会です。こんな好条件の皆既月食はなかなかありません。めったに見られない”赤い満月”を見逃さないように!(上の写真は、今年6月16日の沖縄での皆既月食)
◆月食とは?
月食とは、太陽−地球−月の順に一列に並んだときにおきる天文現象で、満月のときにしかおこりません。普段、月は太陽の光を反射して輝いていますが、月食のときは太陽光をさえぎった太陽と反対側に伸びる地球の影の中を通るため月面は暗くなります。月は地球の周りを公転しているので、時間経過とともに欠けて行き皆既となります。そして、また満月へもどります。
太陽の光が完全にさえぎられる本影に月がすっぽり入ると皆既月食となります。本影の外側の半影部分(太陽光線の一部が当たっている部分)での半影食はよほど注意して観察しないとわかりません。
満月のたびに月食にならない理由は、月の軌道が黄道面(地球の軌道平面)に対して約5°傾いているためです。月食になるためには、満月の時に月の軌道と黄道面の交点の近くに月がなければなりません。
◆皆既月食が赤く見える理由
皆既月食中の月は、赤銅色ともいわれ、赤っぽい色をしています。月が地球の影に入っても完全な真っ黒にはなりません。その理由は、太陽光が地球の大気によって屈折や散乱され、うっすらと月面を照らすためです。赤くなるのは、朝焼けや夕焼けの原理と同じように波長の長い赤い光のほうが大気中を通過しやすいためです。
◆月食の進行時刻(京都市西京区)
半影食の始め 12/10 午後8時31.8分
部分食の始め 12/10 午後9時45.4分
↓
皆既食の始め 12/10 午後11時5.7分
食の最大 12/10 午後11時31.8分
皆既食の終り 12/10 午後11時58分
↓
部分食の終り 12/11 午前1時18.3分
半影食の終り 12/11 午前2時31.7分
なお、皆既月食に関する詳しい情報は、次のリンクを参考にしてください。
◎国立天文台
http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20111210/index.html
◎アストロアーツ
http://www.astroarts.co.jp/special/20110616lunar_eclipse/
■明日の皆既月食の見え方