かんじんなことは 目に見えないんだよ
- 公開日
- 2021/12/03
- 更新日
- 2021/12/03
学校の様子
「かんじんなことは,目に見えないんだよ」
この言葉は,フランスの作家サン=テグジュペリ作『星の王子さま』の一節にある言葉です。この小説は,児童文学ですが,大人向けのメッセージに満ちあふれていて,私たちが生きていくうえで,大切なことがら,真実の教えが随所に散りばめられています。
小説の中で王子は「心で見なくちゃ,ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは,目に見えないんだよ。」と教えられました。ただ目に映るものが必ずしも真実とは言えないこと,心の目で見ること,曇りがなく,純真な目でものごとを見ることが大切であることをこの小説は伝えています。人は,正しくものを見ているつもりでも,自分にとって損か得かという利害や自己中心的で自分勝手な見方でものごとを見てしまうことがよくあります。これまで社会は,目に見えるものばかりに心を奪われて,数値ばかりを追い求めてきました。その結果,私たちは,大切なものを見失い,目に見えない多くのものに支えられていることに気付かなくなってしまったのではないでしょうか。
自分の生活を振り返っても,自分で事実を確かめることなく,人の意見や考えに流されたりすることはありませんか?また,他人を見るとき,うわさや先入観にとらわれ,判断してしまうことがありませんか?「かんじんなことは,目に見えないんだよ。」