天の原・・・〜 2年百人一首大会実施中!
- 公開日
- 2011/01/19
- 更新日
- 2011/01/19
学校の様子
体育館用の石油ストーブのおかげで、温かさが和らぐ体育館で、5・6時間目に2年生の百人一首大会が開催されています。今日の日のために、各クラスで練習を重ねた成果を発揮すべく、取り札を畳に広げ、読み手の大八木先生の声に合わせ、会場のあちこちから「はい!」と元気よく札をとる姿が見られます。参加した生徒たちの熱気で、気温も少し上昇しているようです。皆さんにはそれぞれに”得意札”があると思います。「この札だけは絶対にとるぞ!」という思いで、自然と自分の前に並べたり・・・。校長先生は、安倍仲麿の「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」でした。
安倍仲麿(あべのなかまろ/701〜770年)は霊亀2年、16才の時に遣唐使多治比県守に従って、留学生として唐に渡りました。30年近くの滞在の後、仲麿が51歳の時、宗皇帝に帰国を願い出て帰路に着きましたが、その途中で嵐に遭い、安南に辿り着きました。後に再び長安に帰り、唐の地で亡くなりました。この和歌もよく知られているもののひとつですが、仲麿の帰国を祝って明州の町で宴会が開かれた時に作られた和歌だと伝えられていて、故郷への思いがとてもよく表現されています。
”大空を振り仰いで眺めると、美しい月が出ているが、あの月はきっと故郷である春日の三笠の山に出た月と同じ月だろう。(ああ、本当に恋しいことだなあ) ”そんな故郷への懐かしさが感じられる一首ですね。
明日は1年生の百人一首大会を実施します。