学校日記

「4月に向けて」

公開日
2011/03/24
更新日
2011/03/24

校長室から

 春休みを利用した初めての試みとして、春季休業中の「自主学習教室」を行っています。これは次年度に向けて、それぞれの課題に取り組むことを1つの機会として、学習習慣の確立を目指したものです。「しんどいこと」「つらいこと」を少しずつ乗り越えながら、それを続けていくことが自分を育てていくことだと考えていますし、勉強がわかって「おもしろい」「楽しい」というところを目標に掲げています。
 生徒の皆さんも定期テスト前には頑張って勉強するのですが、もし定期テスト前しか勉強しないのであれば、1年間に4回しかないテスト前の勉強時間を合わせても取組時間はたかが知れています。やはり、大切なのは日々の取組なのです。勉強する目安として「1教科20分間の復習」を毎日「4教科分」やった人は、1年間(205日)で約273時間の取組となり、休日にも同じように勉強すれば、年間で480時間を超える取組となります。1日8時間の勉強を60日間やったのと同じ時間です。ちりも積もれば…でしょうか。
 勉強する、勉強を続けるということは、確かにつらいものです。「自分を育てている」というような発想はなかなかできずに、誰かに無理やりやらされていると感じているのでしょう。確かに勉強することによって様々な知識や能力が向上するということは大きな利点だと思います。しかし、「しんどいこと」に立ち向かったり、気持ちが入らないときに取り組まなければならない「つらさ」を乗り越えることは、正に「自分自身を鍛える」ことであり、「知識や技能が向上する」ことよりも、もっと大切な意味をもつと思います。
 誰しも自分にはひどく寛大です。言い換えれば「甘い」のです。ですから、毎日、自分に「課題」を与えることによって、自分を鍛えていく。これが学習面だけではなく、精神面でも自分を育てるということにつながっているのです。「少年老い易く学成り難し」はやはり名言です。「明日出来る、今度やろう」では、自分を鍛えられないということです。