学校日記

令和2年 ありがとうございました

公開日
2020/12/25
更新日
2020/12/25

校長室から

 令和2年も間もなく終わろうとしています。

 昨年末のコロナ感染症襲来以降,その対応に翻弄された一年でした。緊急事態宣言,約3か月にわたる臨時休校,その後の感染症予防対策の日々,そして第3波と言われている現在の状況,「良かった」と言えたことは数えるほどだったのではないでしょうか。少なくとも私自身の置かれている環境ではそうであったように振り返ります。

 一方,社会に目を向けてみると,このコロナ禍によってパラダイムシフト(価値観の変革)が急速に進展し,それを体現すべくイノベーション(技術革新)が一層進み,学校教育でもICT(情報通信技術)の利用が広汎になろうとしています。コロナ禍がなければ,その進捗や利便性に気づくことはどうだったのでしょうか。

 終業式の講話では,このコロナ禍をどうとらえるか? そのために必要なことは何か?について子どもたちに投げかけました。

 まずはこの禍中の一年を振り返ること,そして些細なことであってもそこで起こった変化,起こした変化を可視化し,気づかないうちに進んだ自己変革に気づくこと。このことがこの禍をどう捉えるか,どう見るかに変化をもたらすと話ました。

 もしかしたら「禍転じて福となす」となっている部分があるかもしれません。あるいはその入口が見えてきているかもしれません。「良かった」ことに気づき,それを習慣化し常態化することで,この状況下でもさらなる成長を遂げることができると考えます。

 年末にこんなふうに考えなければならないような一年でしたが,中止や縮小をはさみながらも本校の教育活動を展開することができましたのは,ひとえに保護者・地域の皆様のご理解・ご協力のおかげです。

 心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 現況,コロナ禍が好転する兆しは見えませんが,ご健康に留意され少しでも健やかな新年をお迎えください。

 令和3年もよろしくお願いいたします。


                     校長 石井 大記