第54回 卒業証書授与式 御礼(3月15日)
- 公開日
- 2023/03/17
- 更新日
- 2023/03/17
全学年
多くの方のご理解とご支援を賜り,無事に第54回卒業証書授与式を挙行することができました。厚く御礼申し上げます。
拙文ですが,式辞を掲載いたします。
式 辞
ようやく厳しい寒さも緩み、春の訪れを感じる今日の良き日に、多数の御来賓の皆様ならびに保護者の皆様のご臨席を賜り、第五十四回卒業証書授与式をこのように挙行できますこと、厚く御礼申し上げます。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
皆さんの学年は、まさに新型コロナウイルスとの闘いの日々でした。三年前、入学式を迎えた三日後には約二か月間の臨時休校となり、新しい環境に馴染むことすらできませんでした。段階的に再開できた頃には、すでに暑い初夏を迎えていました。そして、これまでと異なる制限された学校生活が始まりました。感染対策として、マスクの着用、手指の消毒、換気、ソーシャルディスタンスの確保、毎日の検温と健康管理チェックなど、多くの制約がある中、感染防止策を考えながら「できることをできるかたちで」をスローガンに様々な取組を工夫して実施してくれました。中でも皆さんが中学校で一度も観ていない「嵯峨中パレード」を、先輩から引き継いだ思いも含めて、「再盛」と掲げて成功させてくれました。
皆さんに、これまで多くの我慢を強いたことをお詫びするとともに、工夫と熱意あふれる努力に感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
現代社会は日進月歩、目まぐるしく変化しています。予想不可能な社会でも求められる力は「社会人基礎力」の三つの力だといわれています。本校の学校教育目標にも掲げています。一つ目は「前に踏み出す力」です。自分から進んで物事に取り組み、さらに失敗しても粘り強く取り組み続けられる力です。二つ目は「考え抜く力」です。わからないことや見つけた課題に対して、解決までの道筋を考え、最善の策や複数の解決策を見出す力です。三つ目は「チームで働く力」です。自分の意見をしっかりと相手に伝え、意見や立場の違う人を尊重した上で、目標に向かって協力して解決していく力です。
そして、もう一つ必要な力があります。それは「誠実に頑張る姿勢」です。社会がどのように変化しようとも、一生懸命に頑張る姿は人の心を打ち、不易な価値があると私は信じています。
次に、保護者の皆様にお祝い申し上げます。お子達のご卒業、誠におめでとうございます。三年間にわたり、かけがえのないお子達をお預かりし、健やかな成長のために、教職員一同、懸命に努力をしてまいりました。時には不十分さを感じられたこともあったかと存じますが、本校教育に対しまして、深いご理解とお力添えを賜りましたことに心より御礼申し上げます。
最後になりましたが、ご来賓の皆様方に一言、御礼申し上げます。本日は、公私ご多用の中、本校卒業式にご臨席賜り、誠にありがとうございます。嵯峨中学校では、これからも「地域とともにある学校づくり」を学校経営方針に掲げ、この地を担う人材を育成していきたいと考えております。今後とも本校教育推進のため、より一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
「不可能だとできない理由を考えるのではなく、どうすればできるのかを考え、少しずつ挑戦していくことで、夢や希望が近づいてきます。」
このような時代だからこそ、何事もあきらめるのではなく、粘り強く考えて、夢や希望を追い求めてほしいと思います。
それでは、卒業生の皆さんが嵯峨中学校での学びを礎に、それぞれの未来を力強く切り拓かれることを確信いたしまして、粗辞ではございますが、私の式辞といたします。
令和五年三月十五日
京都市立嵯峨中学校
校長 山崎 直人