森下雄一さんと生徒会本部の座談会
- 公開日
- 2019/05/14
- 更新日
- 2019/05/14
全学年
休日参観のときの全校道徳で講演をして下さった森下雄一郎さんと福士さんが,その日の昼食時に,生徒会本部のメンバーと座談会の時間を作って下さいました。
生徒会本部担当の教員が記録をとりましたので紹介します。
【森下雄一さんと生徒会本部の座談会】
森下さん「なぜ生徒会本部に立候補しようとしたのか。」
生徒「ここでやらなかったら後悔すると思ったからです。」
生徒「学校全体を引っ張って見える景色をみたかったから。」
生徒「先輩に対する憧れです。」
生徒「このすごい学校をもっと面白い学校にしたいと思ったから。」
生徒「あんなに堂々と人前で話せるのがすごいですね。何か心がけていることはありますか。
森下さん「カッコつけたくないから,等身大の自分を見せるだけ。別に誰かに認めてもらおうと思っているわけじゃない。それが心がけていることかな。」
生徒「今,自分で思っていることはたくさんあるんですけどいつもはそれが半分も出せていないんです。自分の思いを出しきるためにはどうしたらいいですか?」
森下さん「さっきも言ったけどカッコをつけないことかな。相手を納得させようとすると相手も構えるし,理論でいくと相手も理論を返してくる。心を伝えるときは思ったことをそのまま出す。」
生徒「大勢の前で話す前に不安になることが今でもたくさんあります。何か話す前のルーティーンを作ろうと思っているのですが,森下さんには何かルーティーンはありますか?」
森下さん「ルーティーンはないかな。その時の気分かな。いいことを言おうとするとアカン。相手は聞きたくないのが前提。だから置いてけぼりにしないというのが大事。せっかく同じ時間を過ごすんだから相手に楽しんでもらおうと思っている。自己満足にならないことかな。いいことを言おうとするとアカン。いいこと言おうとして変化球ばかり投げても伝わらない。飾らない言葉が大事。結局その時出てきた言葉をそのまま言う方がうまくいくな。」
生徒「価値観が真反対の人に話しかける時に大事にしていることはありますか?」
森下さん「相手の思いを受け止めようとすることが大事。まず話を聞いて相手の思いを受け止める。自分の価値観で相手のことをはかるのではなくて,受け止めた上で,判断できる力をつけたいと思っている。」
生徒「色々な場面で指示を出すのですが,自信を持ってできない。どうすればいいか。」
森下さん「よく言うのは【意味を問うな】ということ。意味なく,そう思ったことを大事にしている。NBAに挑戦したのもそうだった。行きたかったから。ただそれだけ。意味を問い出すとなにもできなくなる。今も大きな風呂敷を広げているけどそれもやりたかったから。自分にプレッシャーを与えている。だからやりきる。」
生徒「最初は一人だった活動でも,どうやってここまで名を上げはったのですか?」
森下さん「名を上げるって面白い表現だね。人との繋がりのなかで結果として今みんなの前に立っている。今日も大杉先生とのつながりのおかげでみんなと出会えている。結局は目の前の人を大切にしているってことかな。」
生徒「世界平和を達成してやりたいことは何ですか?」
森下さん「日本にいて平和を感じたことある?日本人としてものを見るか,地球人としてみるか,嵯峨人としてみるか。地球規模で見ると毎日満腹になれる人もいればいない人もいる。このままでいい訳がない。まだまだ平和じゃない世界に生きている以上,何とかしなあかん。みんなには世界を見てほしい。それを伝えたい。」
生徒「以前嵯峨中におられた先生が,努力した人だけが見れる景色が必ずあると言っておられた。森下さんはすごく努力されていると思うのですが、今どんな景色が見えていますか?」
森下さん「努力している人は努力しているという自覚はないと思う。かよちゃんもそうだけど,アスリートとかって,何か結果が出なかったら,人一倍悔いて,人一倍自分の弱さを嘆く。だから努力しているかどうかなんてわからない。もしかしたらおれもまだ足りひんのかもな。だから,景色っていわれてもぴんとこない。日々全力で過ごしてそれを誇りにする。それがこの学校のモットーなんやろ?すごくいいことやし,そういう人めっちゃ好きやで。」