『東山を西に見て』
- 公開日
- 2010/05/10
- 更新日
- 2010/05/10
校長室から
「本気」
本気
なんでもいいからさ 本気でやってごらん 本気でやれば たのしいから
本気でやれば つかれないから つかれても つかれが さわやかだから
みつを
各学級で盛んに学級通信が発行されています。
担任の先生が通信を通して“思い”を子どもに届けているのです。毎日、何枚かが職員室の私の机上に置かれていますが、担任の先生の個性、先生と子どもたちとの繋がりの様子、学級の雰囲気などが伝わってくるので、それに目を通すのは楽しみの一つでもあります。
その中の一枚に、相田みつを氏の上の詩が掲載されてありました。私もこの詩が好きで教え子に紹介したことがあります。「本気でやればこそ、分かることがある」とは、これまで出会ってきた中学生を見ても、自分自身の経験を通しても感じることです。
行事などに本気で取り組んだ者は「楽しかった」と言い、いい加減な取り組み方しかできなかった者ほど「しょーもない!」という言葉を吐きます。また、「本気は人の心を動かす。」ということも経験上分かっているつもりです。学校には、子どもと先生との様々なやりとりがあります。なかなか先生の指導に従わない場面を見ることもありますが、しばしば先生の本気が子どもを突き動かします。生徒指導の場面だけではありません。授業においてもそうです。この時間に伝えたいことが明確で、そこに本気が感じられた瞬間には、子どもの目と心とが大きく開かれるように思います。今日もそんな授業を見ることができました。
子どものヤル気が教師の本気を引き出すのか、教師の本気が子どもをヤル気にさせるのか、おそらく双方向の作用があるのだろうと思います。こういう場面が多くなっていけば、教師と生徒の信頼関係が強められ、信頼関係の上に立った授業においては子どもの学力はドンドン伸びていくのだろうと思います。
GWが終って初めての土曜日、午前中に学校へ来ました。「今日くらいは先生も子どもたちもゆっくりとしているかな!?」そんなことを思いながら来た私は度肝を抜かれました。吹奏楽の練習の音、各部活動の声、先生の指導の声、普段の日とかわらない程の子どもの数と活動の様子がそこにはありました。すでに夏季大会に向けてフル回転です。ここにも先生や子どもたちの本気を感じました。
9日には地元体育振興会主催の「歩こう会」に参加してみました。「地域を歩くことで見えてくるものもあるだろう」と思ったからですが、地域の多くの皆様方と本気というより本音の話ができました。今朝は早速、その時に知り合った方と朝のあいさつを交わすこともでき、有意義な時間であったことを思い返しました。
明日もまた子どもと先生との本気のやりとりを見つけたいと思います。また、明朝もあの方々と挨拶を交わすのが楽しみでなりません。