学校日記

『東山を西に見て』〜Make legend〜

公開日
2011/07/08
更新日
2011/07/08

校長室から

「歓声と笑顔」
 前日からの雨でグランドには大きな水たまりが残っていました。学校に到着したときには体育科の教師が二人で水とりと土入れをしていました。玄関まで来るといつもは子どもたちと一緒に玄関周りの掃除をしている先生がどうやらグランド整備に出かける気配です。8:00。校門に立とうと再びグランドに出たときには多くの先生と生徒の姿がありました。見る見るうちに水はなくなり、手際よくバレーボールの支柱が立てられていきます。とてもよい光景でした。行事を盛り上げようと生徒と教職員とが一緒になって準備に励む様子を、校長としてとても嬉しく眺めていました。職員朝礼では、「熱中症に気をつけてください。」と言うのと一緒に、このことにも触れました。
 文書とメールのチェック。日課通りの仕事をしていると、窓外から歓声が聞こえてきました。「始まったな!」外を見ると早くも子どもたちの弾けんばかりの笑顔があふれています。そうなったらもう、じっとしてはおられなくなります。カメラを手にグランドへ出ようとします。途中3年生の女の子らが、「先生、ウチらも見に来てよ!」と言ってくれてさらにテンションが上がりました。
 夜来の曇天がうそのように晴れ渡り、気温がうなぎ上りです。カッターシャツを脱ぎ、体操着に着替えました。これで汗をかいても大丈夫です。子どもたちのプレーを観戦します。
 ラリーが続くと自然と歓声が高まります。ポイントをとっても笑顔。とられても笑顔です。当然のことながら、学年が上がるほどラリーが続き、攻撃も高度になります。バレーボール経験者はやはり上手です。感心するのは、彼ら・彼女らが常に脇役に回っていることです。しっかりボールはキープするものの、肝心なところは別の人に打たせています。そういう指導をされたのでしょうか、いや、そうしたほうが盛り上がるということを経験から分かってのことでしょう。
 すべての試合の終了後、1年生の選抜チームと教職員との対戦に声をかけてもらいました。周りをぐるっと生徒が囲むコートでのエキジビジョンマッチは意外に緊張感がありました。しかし、好プレーにも珍プレーにも歓声と笑顔が絶えません。学校に豊かな時間が流れました。そう言えば、昨年度なかなか“しんどい子どもたち”ともこうしたマッチをしました。そして、同じように豊かな時間が流れたことを思い出します。そうした子たちとの関係が好転したきっかけが、共に行ったバレーボールだったようにも思います。
 夏休みまで10日余り。来週からは保護者懇談会、来週末には夏季大会が始まります。子どもにとっては緊張感のます時期です。そんな中、学校にひと時の楽しく豊かな時間が流れました。
「歓声と笑顔」。いつも学校に溢れていてほしいものです。