『東山を西に見て』〜Make legend〜
- 公開日
- 2011/05/06
- 更新日
- 2011/05/06
校長室から
「人格を磨く」
GW後半も終わりました。今年もバイクで数々の試合を応援して回りました。お陰で現在私の顔はすでに日焼けで赤黒くなってしまっています。各会場で子どもたちの頑張っている姿に触れ、応援に行ったこちらが勇気をもらった気がしました。前号に引き続き、試合を見ての感想を綴っておきたいと思います。
先ずは、サッカー。相手は同志社中学校。私立の生徒は大きいとよく聞きますがこれは本当です。うちは2年生の子が多く出場しているから尚更そう思うのかもしれませんが、相手は一回り以上大きく感じました。空中戦だけでなく、身体のぶつかる競技だから体力の差は大きなハンデです。その中に10番をつけたとっても上手な子がいました。スピードがありドリブルでもボールが身体から離れません。得点には必ずその子が絡みました。悔しいけれど力負けだったと思います。
次に女子バレーボール。準決勝の相手は樫原中学校。2年生中心の若く小柄な子の多いチームですが、なかなか粘っこいです。第1セットは圧倒的な強さで奪いましたが、2セット目以降展開が変わります。そういう戦法しかないのでしょうが、よく拾いよく繋ぎます。そうこうしている間にうちのバレーができなくなってきました。思い切りの良さが影を潜め、次第に相手ペースに。「あそこで強気でいってれば…」バレーに関して素人の私でさえそう思います。結果は逆転負け。3位決定戦は、リラックスできたからでしょうか、本来の力を発揮してあっさりと勝ちました。3位は立派な成績ですが、1番を目指していただけに残念です。
続いて男子のバスケット。準々決勝の相手は前回準優勝の伏見中学校。今回も一進一退の攻防が続きました。途中10点近くあった得点差を逆転もしました。最後のピリオドでは、将に1点を争うゲームとなりました。どちらかがゴールするたびに大歓声が沸き起こります。残り約10秒で62−62。延長戦突入も囁かれていた時、鋭いホイッスルの音が試合を止めました。うちのファールで相手チームにフリースロー。2本のうち1本が決まって残り時間は1秒、万事休すとなりました。1時間近くを戦って僅か1点に泣いたことになります。
前号にも書きましたが、このわずかな差は何なのでしょう。毎日厳しい練習をしています。勝ちたい気持ちもどの中学校にも負けていません。「勝負は時の運!?」そんな言葉で片付けられない条件を突きつけられた思いがします。この僅差を埋めることが夏への課題です。
「人間対人間の対戦なんやから、人間的に相手を上回らない限り、試合でだけ勝つことなんてできひん!」先輩の先生から聞いた言葉を使って言葉づかいや生活態度、学習態度まで指導してきたことを思い出します。夏季大会までの3カ月余、部活動の時だけでなく、目の前に現れるすべての事柄に真摯に向き合い、誠実に全力で対応して人格を磨くことが勝利への道です。
今回流した悔し涙を無駄にしてはいけません。一人一人の弛まぬ努力が花山中をつくっていくのです。