学校日記

食育放送

公開日
2024/01/19
更新日
2024/01/19

校長室から

 音羽中学校では、毎月19日を「食育の日」としています。12月19日に、生徒会の広報委員の皆さんが、昼食時間に食育放送を行ってくれました。食に関する関心を高め、自身の食事に生かしてほしいと思います。

 みなさんこんにちは。 今日は1月19日。1月の食育放送の時間です。

 1月24日〜30日は「全国学校給食週間」です。日本全国の学校で提供されている給食ですが、日本の学校給食はいつ始まったのでしょうか?

 今から134年前の明治22年、山形県の鶴岡市の学校で、子どもに無償で昼食を提供したことが日本の学校給食の起源とされています。その後、学校給食の実施は次第に全国各地へと広がっていきました。戦時中は、食糧不足などにより給食は中断されていましたが、戦後の昭和21年には、外国から日本の子どもたちのために脱脂粉乳などの物資が届き、給食が再開できるようになりました。その物資の贈呈式がおこなわれた12月24日が「学校給食感謝の日」とされています。その日は学校の冬休みと重なるので、1か月後の1月24日〜30日を「全国学校給食週間」としました。当時の給食は、脱脂粉乳を溶いたミルクとみそ汁などの汁物という組み合わせが多かったのですが、昭和25年には、アメリカから提供された小麦を使ったパン、ミルク、おかずがそろった完全給食が実施されるようになります。昭和52年には、主食にご飯が提供される米飯(べいはん)給食が始まり、給食献立の内容がさらに豊富になりました。

 現在の学校給食では、ご飯を中心とした和食の献立を基本に、郷土料理や行事食を提供しています。食中毒予防のために、加熱調理が原則になるなど、衛生管理も厳しく行われ、より安全安心な給食が提供されるようになりました。また、世界の多様な食文化への理解を深めることを目的として、様々な国の料理も取り入れています。給食が始まったころは、子どもたちの空腹を満たすことが大きな役割でしたが、現在の給食は、栄養バランスや地域の食文化、旬の食材など、さまざまなことを学べる教材としての役割も担っています。

 京都市の中学校給食については、毎日、早朝3時頃から、調理員さんたちが一生懸命作ってくださっています。感謝して、残さずしっかり食べましょう。

 ところで、感謝の気持ちを表す言葉として「いただきます」や「ごちそうさま」がありますが、英語では何というかご存知でしょうか? 実は、直訳できる英語は無くて、日本語独自の文化のようです。食べ物の大切さや、給食に関わる人たちの想いを知り、いつも「いただきます」と「ごちそうさま」に心を込めて、日々の食事に「感謝する気持ち」を大切にしたいですね。

 以上で、1月の食育放送を終わります。