学校日記

若い間に

公開日
2013/12/26
更新日
2013/12/26

校長室から

 あと1週間で,ちょうど新年にあたる。もう今年も1週間を切った。部活動に学習に変わらずの冬休みである。
 私は買いためた本を読まねばならない。どれだけ読めるかは分からないが,楽しみである。子どもたちのように○○分読書をすればいいのだが,そうもいかず,本は買えどもという状態である。しかし,読まねばという思いでいられるのは嬉しい。優しく読める本も大切だが,頭をひねりひねり読まなければならない本も,時には必要である。
 活字は慣れである。毎日毎日読んでいるとスピードが確実に上がる。しかし,頭の痛い本も読み通さなければ,そうした活字には慣れない。後戻りしながら,読むことも読書も必要なように思う。毎日朝読書をおこなっているが,そのスピードを落とさないように家でも少しは読んで欲しい。
 昔,といってもちょうど中学生の頃であったが,別注のベッドをつくってもらった。そういえば,何かいいもののように思うが,単に桟があって,板が置かれただけのものであるが,それでも,嬉しかった。なぜなら,そのベッドに備え付けの本棚があったからだ。そこにいろいろな本をおいて,読んでいたのを思い出す。大学生でもそのベッドを使っていたので,中学生のころから本の内容は変わったが,いつも寝床に置きながら,読める楽しさが嬉しかった。
 手の届く範囲に本を置くことが大切だと思う。そうすることで,いつでも本に触れられるからである。そのことで,1行でも活字に目が行くのである。文庫本など,常に家でも持ち歩けばいいと思う。ちょっとした時に気軽に目にすることこそ重要である。そんな読書生活が嬉しいと感じている。
 年がいってくると,老眼になり本を読むことが億劫になるが,部屋ごとに眼鏡を置いて,それに備えているが,年には勝てない。若い間にもっと読んでおけばよかったといつも思っている。若い間にである。