学校日記

卒業式前日

公開日
2010/03/11
更新日
2010/03/11

校長室から

 いよいよ卒業式前日である。朝から送る会,そして,式の予行と慌ただしい午前であった。教頭がポイント,ポイントを示しながら,明日の式に向けての流れを示してくれた。生徒もきっちりとした態度で取り組めていた。午後からは,式場の準備等である。
 1・2年生は,明日の卒業式の準備に際して,気持ちを込めて,滞りなくやって欲しい。いつも言うことだが,1・2年生は送られる3年生として考えてみるとよい。どのように自分たちが送られたいかである。そのことがわかれば,自ずと何をしなければならないかが分かってくるだろう。どんな卒業式になるのがいいかも分かってくるだろう。
 わたしたち教職員は何度も同じサイクルの中で過ごしてきている。しかし,明日卒業する生徒は,中学の卒業式は明日しかないのである。二度と中学の卒業式をすることはないのである。ゆえに63回卒業証書授与式なのである。回数が大事なのである。62回でもないし,64回でもない、63回なのである。だから,教職員も怠りなく気持ちを込めて明日の準備にかかって欲しい。
 ところで,よく良い学校,悪い学校などという言葉を耳にする。何が良くて,何が悪いのかはわからないが,よくテレビなどを見ていると,保険の宣伝などで,お客様満足度という言葉を聞く。この部分が大切なように思う。卒業する生徒たちがどのように感じて卒業していくのかである。また,その保護者がどのような思いでおられるかである。そこのところが,実質的な学校への評価であると考える。同窓会などに行くと,思いもよらないことを言う生徒がいて,驚かされることがある。そんなとこまで見ていたのか,そんな思いでいたのかと思うようなことがよくある。自分の至らなさを痛感することがしばしばある。しかし,そう感じたり,そう思ったりしたその子の気持ちは,もはや消し去ることはできないのである。いろいろな思い渦巻く中で,わたしたちは生きているのである。謙虚に耳を傾け,風通しのよい学校にしていくことが,学校運営には大切なことだと思う。