学校日記

同窓会

公開日
2010/02/09
更新日
2010/02/09

校長室から

 一昨日の日曜日,岡崎中学校へ来る前の学校の育成学級の同窓会があった。その学校で3年間,育成学級を担任したが,3年に一度,この同窓会が開かれる。担任をした生徒たちももう33歳である。それぞれの職場で,しっかりと働いている。久しぶりの楽しい半日であった。
 当時,育成学級の担任は初めてで,戸惑うばかりであった。わたしは元来一つのことを継続して進めることを大切にしてきたので,何か学校全体にアピールできることはないかと思い,生徒たちの広報誌づくりと,体力づくりということで,放課後の時間走を毎日毎日行った。200メートルのグランドを10周である。最初は10周を走り切ることから,時間設定を行っての走りに変えた。雨の日は階段の上り下りである。修学旅行では,朝一番にみんなと一緒に走った。おかげで,校内のマラソン大会では,21キロ程走るのだが,10位以内に入る生徒もいた。毎日毎日グランドを走ることで,そのことが当たり前になり,学年はもちろん,他学年の多くの生徒からも声がかかるようになった。とにかく,全校にアピールすることでその存在感を示すことが大切である。今もその学校では続いているように聞いている。
 当時,担任していた生徒は6名であった。男女3名ずつで,生徒一人ひとりの個性が色濃く出たが,皆で助け合いながら,いろいろなことを進めていった。以後の自分の学級を考える上で,大きな力となった。とりわけ,同じ学年に育成学級がある場合,その学級との関わりを強く意識した学級づくりを行うことの大切さが持てるようになったのは,そのときのおかげである。
 6名で卒業したが,卒業した秋に一人の女子生徒は亡くなった。足に障害があったが,そのことをもろともせずに走ったりもしていた。それぞれ6名でカバーしながらのクラスづくりだった。32年の教師生活の中で,キラッと光る3年間だった。