学校日記

岡崎

公開日
2010/01/12
更新日
2010/01/12

校長室から

 新年1月1日の京都新聞の一面は,「岡崎地域の活性化へ再整備」という見出しであった。新年の一面は,どの新聞社も特種を以てつくるということになっている。なぜなら,2日は休刊日で,その特種が2日間保たれるからである
 ちょうど岡崎中学校の校区内の話である。数年前,商工会議所が主催した琵琶湖疏水フォーラムで話をさせていただく機会に恵まれ,岡崎周辺を調べたことがあるが,ちょうど学校でも,「無窮(総合的な学習の時間)」に,地域への提案と言うことで,校区内のいろいろなところに話をもっていっている。昨日の動物園で行われた「サル温泉」などもその中から生まれたものであるが,こうした岡崎の再開発が提案されたことで,京都市全体の動きを注視しなければならない。私たちが行っている「無窮」の時間も,こうした動きに合わせなければならず,必ずや,それを踏まえた動きができるはずで,内心喜んでいる。それは,学校の活性化にもなるように思えるからである。
 子どもたちにも話したが,岡崎の文化ゾーンは,その昔,藤原良房の別荘で,多くの種類の桜が植えられ,おおよそ1か月にわたって,都の人々を楽しませたという地域で,国花である桜は,この岡崎から起ったのである。また,南禅寺ではあるが,野村徳七に代表される碧雲荘など,日本の確固たる別荘地域群は,作庭家・小川治兵衛らによる新しい日本文化を生み,そして,日本文化の数々のコレクションを収納する美術館として,今なお輝いている。しかも,琵琶湖疏水による日本における文明開化の先取りの地域でもある。わたしたちが今住んでいる岡崎地域は京都のみならず,日本の中心地といっても過言でないように思う。