啓発
- 公開日
- 2009/12/07
- 更新日
- 2009/12/07
校長室から
先週の土曜日,PTA人権街頭啓発に出かけた。左南の学校が集って,人権講話と出町柳での街頭啓発を行うのである。今年は,本校が当番であった。
人権講話は,「いじめ」について,当番校であるわたしがおこなった。そのポイントだけ示すと,いじめとは,いじめられた者がいじめと思えば,いじめであるという認識を持つこと。いじめには,悪戯的いじめと犯罪的いじめがあり,犯罪的いじめに対しては,毅然とした態度で臨むこと。そして,悪戯的いじめに対しては,やはり,学級づくりなどを中心に,楽しい学級,学年,学校となるような取組が必要であることを話した。そして,子どもたちがやるべきことは,本を読んだりして,想像力を働かせることが大切であることと世の中には知らない世界が多くあること,そして,そこには,多様な考え方や思いが存在することを知ることが必要であり,また,保護者には,自分の弱さを子どもに示すことで,共感的な関係を築くこと,そして,学校は,些細なことでも情報を保護者に開示し,それにより,今度は保護者からの情報を得るという,情報公開から情報交換へと進めることの大切さと,学校としては,楽しい授業づくりも,大事にしなければならないことを話した。
人権を考える授業としては,相手の立場に立たせることとして,ディベートが効果的であると思う。また,NIEの取組など,新聞を活用するなどして,ものごとにはいろいろな見方があることを知ることやロールプレイングにより,相手の立場を経験させることなどを挙げた。岡崎中学校で,いじめ,嫌がらせのビデオなどを制作したのは,まさに,このロールプレイングに通じる取組であったように思う。
そして,わたし自身の人権についてのキーワードとして,「怒り」と「理性」を挙げた。喜怒哀楽とあるが,いろいろな不正義に対して,人として怒りを持っているだろうかということ,しかし,その怒りを押さえるためにも,そして,その怒りを持つためにも理性が必要だということ,つまり,理性は,人権に対する学習をどれだけやったかの証なのであるという思いを述べた。