学校日記

失敗の多くは,成功するまでにあきらめてしまうところに,原因があるように思われる

公開日
2020/05/20
更新日
2020/05/20

校長室から

 今日の言葉は,「失敗の多くは,成功するまでにあきらめてしまうところに,原因があるように思われる。最後の最後まで,あきらめてはいけないのである。」 これは,松下幸之助さん(パナソニックを一代で築き上げた経営者であり,「経営の神様」とも称されている方です)の言葉です。
 「無理だ」「できっこない」等,物事を否定的,悲観的に考えたりしてしまうことはありませんか。過去のつまづきを思い出して,うまくいかないと(壁にあたると)マイナス思考が頭をよぎってくることもあるのではないでしょうか。私も当然そうです。そんな時は,全部をいっぺんに完璧にこなそうと思わずに,その壁を小さくばらばらにしてみると何かが見えてくることがあります。「あっ,これならできるかも」「ここまでは難しいけれど,このくらいならできるかも」…です。最短ルートではなくてもちょっとずつそれなりに,課題をクリアしていくと案外結構なところまで行けることもあります。すると,そこでの経験や知見がさらに次の課題をクリアさせてくれることもあるもんです。粘り強く頑張っていると見えてくる景色があると思います。
 また,京セラやKDDIを創業し,それぞれ世界的企業に育て上げ,さらにはJALの再建も果たした稲盛和夫さんは,「成功する人と,そうでない人の差は紙一重です。(中略) それにもかかわらず,ある人は成功し,ある人は失敗します。世の中が不公平だと思うかもしれませんが,実際両者の間には紙一重なのですが違いがあるのです。」と著書『成功の情熱』のなかで述べられています。皆さんは,この紙一重の差って何だと思いますか。稲盛さんは,「その違いは,粘り強さと忍耐力です。失敗する人は,壁につきあたった時,実際できないものと,はじめから決めてかかっているのです。言い換えれば,努力をすることはするのですが,あるレベル以上はしないのです。こういう人は壁に突き当たったとき,ごく体裁のいい口実をつけて努力をやめてしまうのです。」とおっしゃっています。皆さんは,どう思いますか。
 「粘り強さ」は,やはり大切ですよね。「失敗の多くは,成功するまでにあきらめてしまうところに,原因があるように思われる」。あきらめさえしなければ,今は達成への途中段階。あきらめずに頑張れば,いつか目標にたどりつけるということですね。「最後の最後まで,あきらめてはいけないのである」。「こうなりたい」という目標を持ち続け,精一杯頑張ってみましょう。頑張れ 九条中生! 「高くはばたけ 我が九条」。