私にできることは小さなこと…
- 公開日
- 2020/05/18
- 更新日
- 2020/05/18
校長室から
皆さん,おはようございます。今日はあまり気温が上がず,夜にかけて天気は崩れていくそうです。週のはじめです。元気を出していきましょうね。
今日の言葉は,「私にできることは小さなこと。でもそれを感謝してできたらきっと大きなことだ。」です。これは,詩画作品「小さな実 ぐみ」に添えられた詩です。作者は星野富弘さんです。星野さんは昔は保健体育の先生だったのですが,20代のとき,部活動の指導中に大きなケガをして手足の自由を失ってしまいました。寝たきりを余儀なくされましたが,入院中に口に筆をくわえて絵や文字を書き始められました。星野さんの絵には一つひとつに詩が添えられています。今日は,そのうちの一つを紹介しました。
私たち一人ひとりが出来ることは小さなことかもしれません。でも,そこに感謝の気持ちが寄り添っていれば、それは誰かにとって小さなことではなく大きなことになるかもしれません。私たちの生活はどんなことでも多くの人とかかわることで成り立っています。そのことは,何となく認識をしていても,感謝の念をもつというのは,なかなかできていないのが正直なところではないでしょうか。日々の生活の中で,当たり前のようになされていることの中にも,実は多くの人の支えがあるんですよね。「当たり前」の反対は「ありがとう」です。日常のどんな小さく限られたことでも,ふっと振り返って,周りの人に感謝を伝えられたら素晴らしいことですよね。そんなことが周りにどんどん広がっていけばいいですよね。
もう一つ,星野さんの詩の言葉を紹介します。体育の先生であった星野さんですから,手足が自由に動かせなくなってしまったときは,言葉に表せないほどつらかったと思います。ですから,家族にはつい文句を言ってしまうこともあったそうです。「鏡に映る顔を見ながら思った もう悪口をいうのはやめよう 私の口から出たことばをいちばん近くで聞くのは私の耳だから」。皆さん,いかがでしたか。