「くず〜い 屑屋でござい」(前進座公演)
- 公開日
- 2013/10/31
- 更新日
- 2013/10/31
校長室から
10月30日(水)文化庁の「文化芸術体験事業」で前進座に来ていただき公演を行いました。全校生徒はもちろん,保護者や家族,地域のみなさんもたくさん来ていただき一緒に楽しみました。題目は「くず〜い 屑屋でござい」…江戸時代の裏長屋を舞台に繰り広げられるユーモアたっぷりの楽しいお芝居です。
最初,長屋の大家さんが登場して,江戸の暮らしを解説していただき,本校生徒3名が舞台に上がって,「あーさりー しじみ」「あまーい あまーい あまざけ」「きんぎょーぇ きんぎょー〜〜〜ー」など,江戸時代の行商人の役をさせてもらい,それを見事に演じることができました。また,よく発達していたと言われる江戸時代のリサイクルの話,お芝居で使われる三味線の話など,とてもわかりやすく説明していただきました。
そして,いよいよお芝居の開演。正直者の屑屋と,これまた正直者の若侍や武家女房がおりなす心温まる物語です。ある日,屑屋が裏長屋の武家女房から仏像を買い,仕事に精を出していると,若侍の目に留まり,その仏像はすぐに売れてしまいます。ところがその仏像から50両もの小判が出てきて,大家さんも巻き込み大騒動になっていきます。
江戸時代に暮らす人々の温かい人情と人を思いやる心が気持ちよく伝わってきました。日頃何かとストレスを感じる現代社会に生きる私たちにとって,とても心が癒される思いがしました。
【お礼の言葉】(生徒会長より)
前進座のみなさま,ありがとうございました。私たちは,9月のワークショップが楽しかったので,今日の本番をとても楽しみにしていました。本物の演劇は,やはりすばらしいです。言葉も衣装も,大道具,小道具まで,本当に江戸時代にタイムスリップしたようで,昔の人々の暮らしがよくわかりました。
私は,屑屋さんの人柄がとても印象に残り,そしてまた屑屋さんの登場するシーンがこれもとても印象深く,まるで自分自身が江戸時代に迷い込んだんじゃないかと思ってしまいました。
今日は,私たちの家族や地域の方々も一緒に楽しむことができました。本当にありがとうございました。これからも楽しくておもしろい,心に残る演劇を見せてください。そして,また私たちの学校や地域に来てくださったらうれしく思います。今日は本当にありがとうございました。
【柳生慶介さん(屑屋さん役)より】
私たちは,これだけ年齢幅のある中学生にお芝居を見ていただくのは初めてで,とても緊張していましたが,みなさん集中して見ていただき,笑っていただき,演じる私たちの方こそ癒していただきました。