学校日記

『経済知力フォーラム 〜3年生〜』

公開日
2015/10/22
更新日
2015/10/22

学校の様子

毎年、本校では「経済」についての理解を深め,将来のグローバル・キャリア育成のため,NPO法人「経済・知力フォーラム」の講師陣を招いての特別講義を、3年生の生徒対象に実施しています。経済学の各分野の第一線で活躍しておられる大学教官の方による2時間授業の講座です。
19日(月)6,7限目に今年度の1回目の講義を7階大講義室にて、3年生全員が受講しました。1回目の講師、大竹先生は大阪大学の教授で,副学長も務められ,1期生の時から毎年担当していただいています。平成24年4月から放映されている,NHK.Eテレの「オイコノミア(毎週火曜午後10時〜)」でもピースの又吉直樹氏と絶妙な進行役を務められています。毎回穏やかな口調で,わかりやすい素材を使い「経済」について考えたり,関心を持ったり,理解したりする講義をしていただいています。
今日は「『経済』入門」というタイトルで,ます「オイコノミア」での又吉氏との関係を中心にした自己紹介から,1.錯覚と意思決定のバイアス 2.サンクコスト 3.損失回避 4.現在バイアス 等の項目が主な内容でした。1.ではミューラー・リヤーの錯視,デルブーフ錯視,エビングハウス錯視,対比錯視,シェパード錯視(これは多くの生徒が実際に首を傾けて何とか確かめようと試みていました)について,確認した後,いくつかの問題に挑戦しました。2.については,つまらない映画の時,途中で退出するかどうか,作りすぎたレタスを処分する農家,リスクとリターン,金利,複利,大学進学の費用と将来賃金等について考えました。3.については,人は利得よりも損失を2.5倍くらい大きく感じがちであること,4.については現在と将来の選択から,夏休みの宿題をいつやるかということが,将来の様々な行動パターンにも結びついていることなどについて説明がありました。考えた答えと違っていったり,大きな発見があったり,新しいことを知ったり,有意義な時間を過ごすことができました。講義後,講師の先生も,とてもすばらしい発言や意見を発表する生徒がいて感心したとおっしゃっていました。2回目以降も是非期待していて下さい。