『 1年生 ユニバーサルデザイン講演会 』
- 公開日
- 2015/06/30
- 更新日
- 2015/06/30
学校の様子
本日4限、1年生では、京都市みやこユニバーサルデザイン審議会委員でもある、京都嵯峨芸術大学教授の坂田岳彦先生にご講演をしてもらいました。
「世の中にはいろんな人が一緒に暮らしています。いろんな能力の人がいます。いろんな年齢の人がいます。いろんな考えの人がいます。ユニバーサルデザイン(UD)とは、いろんな人が同じように暮らすことができるよう、みんなにやさしいデザインにしていこうという考え方です。
世の中には、さまざまなUD商品が売られています。しかし、“平均値をとる” という考え方が多いようです。でもそれは、まちがいです。平均値をとってしまうと、そこからはずれてしまう少数者を生んでしまうことになってしまいます。
私たちがよく使う “普通” という言葉は、“大多数”を意味することが多いです。しかし、“大多数”を“普通”とする考えは“少数派”を切り捨てることにつながりかねません。常に“自分とは違う人がいることを理解する”ということが大切です。
自分にとって“あたりまえのこと”をあたりまえと思わないこと。見えてあたりまえ、聞こえてあたりまえ、歩けてあたりまえ、と考えるのではなく、たまたま見える、たまたま聞こえない、たまたま今日は歩ける、というように、すべてがたまたまである、という考えを持って世の中を見つめることが大切です。」 〜講演内容より〜
だれでも公平に利用できるものである自動ドア(センサー)や地下鉄の点字ブロック、使い方を選べるボールペンなどの文具類、情報を瞬時に見てとれるピクトグラムなどをはじめ、写真を用いてたくさんの例を提示しながら、たいへんわかりやすいご講演で、50分があっという間に過ぎ去ってしまいました。“ピクトグラムは世界共通の表示ですか”など、生徒からの質問もあり、考えを深めることができました。このあと、生徒達は、それぞれ、アイデアをしぼり、自分なりに、“ユニバーサルデザイン”を考えてみる予定です。どのようなものが発案されるか、楽しみです。
お忙しい中、ご講演いただきました坂田先生、本当にありがとうございました。