学校日記

「学力」は生徒の総和

公開日
2013/12/20
更新日
2013/12/20

学校の様子

 3者面談も残すところ1日となりました。お話を終えて帰られる保護者様と生徒諸君の様子を拝見すると、様々な表情をお見せになっています。先にもお伝えしましたが、やはり学習面での「結果」が気になるところだと思います。もしかすると、保護者の皆様が「やっぱりもっと勉強させよう」という受け止め方だけになってしまうのではないか、と少しだけ心配してしまいます。

 標題は、私がご指導いただいているある先生から最近教えていただいた言葉です。以下、その主旨をお伝えしたいと思います。

「個々の子どもたちを見ていると、特に義務教育段階では、生徒の、あるいは学校の取組全体が学力の形成や定着につながっていることは言うまでもありません。その証拠に中学校では国語はできるが美術は全くだめとか、生徒会活動は先頭に立って頑張っているが数学はさっぱり・・・というような生徒はまずいません。
 つまり生徒自身の、あるいは学校の全ての取組が重なりあって力を付けているのです。高校の入試科目が5教科だから、全国学力・学習状況調査が国語と英語だけだからという枠組みではなく、9教科と道徳、総合的な学習の時間、学級、生徒会活動、学校行事、部活動・・・全ての取組がどれも大切なのです。〔中略〕本来、どの子どもも学力をつけるために学校に通ってくるのです。保護者はそのことを願って毎朝送り出しているのです。」

 大変重要なご示唆だと思います。われわれ教職員が目の前の生徒諸君に「学力」をつけてもらいたいと願う際には、全ての教育活動が大きな意味を持っていることを念頭に置きつつ、子ども達を導いていきたいものです。
 またそのために、通過点である現時点での「成績」をしっかり振り返りながらも、彼らの意欲・関心を高めるような「未来」につながる言葉かけを、保護者の皆様とともにおこなっていきたいと考えます。今後ともご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。