学校日記

1年 福祉体験

公開日
2013/11/14
更新日
2013/11/14

学校の様子

 1年生は12日より3日間、チャレンジ学習の一環として「福祉体験」をおこなっています。これは本校独自の取り組みとして、中高一貫6年間の「キャリア教育」に位置づけられているものです。

 さて、「福祉」という言葉は本当に私たちの身近にあるものですが、今一度その語源を調べてみました。

 『漢語林』(大修館書店)によると、「福祉」は、中国最古の詩集「詩経」の中に出て来る言葉で、意味は「さいわい、しあわせ、幸福」とのことです。さらに引くと、「福(フク)」は「神に捧げる酒壷」に由来し、神に酒をささげ、酒だるのように豊かに満ち足りてしあわせになることを祈るさま」、「祉(シ)」は「神が止(とど)まるところにいることのしあわせ」とありました。

 福・祉ともに「しあわせ」を意味するものだったのですね。この社会のすべての人たちが日々幸せに暮らせるための「智恵」として、福祉の考え方が生まれてきたように感じました。

 2年生諸君がおこなっている「職場体験」において経験している「労働」とこの「福祉」、実は表裏一体の関係なのではないでしょうか。昔あるご年配の方に、「働くことは、『はた(傍:周囲)』を『らく(楽)』にしてやることだ」と教えていただきました。単に収入を得るためだけではない「働く」ことの意義が、この体験を通して生徒諸君に少しでも伝わることを心より願っています。