学校日記

涼風を感じて 日本の伝統部

公開日
2013/07/25
更新日
2013/07/25

部活動

 西館1階ギャラリーを覗いてみると、日本の伝統部がお点前の練習をしていました。浴衣姿の生徒諸君を見ていると、酷暑の中、一瞬でも涼しげに感じます。

 京都とお茶の関係は深く、私たちの生活に深く根ざしていると言えます。私自身はお茶の道にはとんと疎く、いつも生徒諸君に教えてもらっているのですが、われわれの精神性に通ずるものがあるように感じます。

 茶の湯の言葉としては「一期一会」が広く知られていますが、他にも千利休の言葉が残されています。

 稽古(けいこ)とは 一より習ひ 十を知り 十よりかへる もとのその一

 大意としては「稽古というのは、まず基本的な部分から習いはじめて、順々に最後までいくものだけれど、そこで終わってはいけない。もう一度、始めに戻って稽古し直す。すると、最初は分からなかったことが見えてくる。」とあります。(引用 千利休名言集)

 「学ぶ」ことの本質を示しています。ややもすると私たちは、必要な情報や知識を習得し、おおかた学んで満足してしまいがちです。そこでさらに、改めて最初から学ぶことではじめには見えなかった視点や物事の本質が見えてくることがあります。
 初心に立ち返り、反復することではじめて自分のもの(知識や能力)になると言えます。

 日本の伝統部の皆さん。しっかり「もとのその一へかへ」ってくださいね。