学校日記

『2年生 技術科 エネルギー・環境教育』

公開日
2019/12/11
更新日
2019/12/11

学校の様子

2年生技術科 エネルギー・環境教育

「高レベル放射性廃棄物の地層処理について」

 地球温暖化対策を話し合う国連の会議「COP25」で二酸化炭素処理問題や日本の立ち位置に対して厳しい指摘がある中,エネルギー・環境教育の一環として,二年生対象に【高レベル放射性廃棄物の地層処理】について原子力コミュニケーションズ 三谷信次氏 と合同コラボ授業を行いました。当日は午前中に各クラスごとのテーマで授業し,午後からは大講義室にて全体講義とし,各クラスの授業内容や討議内容を発表するという形態で行いました。

 授業をしていただいた三谷信次氏はエネルギー関連には大変熱心に活動され,西京高等学校附属中学校の昨年度の活動内容や生徒の変容について,今年度のエネルギー・環境学会 全国大会にて発表していただきました。また,西京高校のOBであり,もと,日立製作所において原子力関連の開発や設計を担ってこられた方でもあります。あくまで中立的立場で西京の生徒たちに少しでも尽力できたらと,難しいお願いを快く引き受けていただきました。

 今回のテーマは,A組●エネルギーミックスについて B組●地層処理方法についての選択 C組●ステークスホルダー(権利者)間の対話について討議し,知らぜざる事実や当事者間のジレンマについて学習しました。

 A組のエネルギーミックスについては,以前に関西電力様と合同コラボ授業で学習していますので,比較的スムーズに選択できたのではないかと思います.政府のエネルギー計画に沿ったようなものも多く,原子力発電がゼロではなかったこと,再生エネルギーの課題を踏まえた選択が先進的だと感じました。

 B組の地層処分に関しては,鋭い考察と,選択肢になかった方法を考案出来たりと三谷信次氏も感心されていました。

 C組は寸劇を伴った発表でした。事前に発表者を募り,内容を班で話し合い演じるというスタイルです。西京高校の横に高レベル放射性廃棄物処理場が出来るという想定で実行役の国・地方自治体(京都市)・住民・環境保護団体という役どころでの攻防です。住民心情,安全性,交付金,利便性,風評,建前などの条件や感情が渦巻くところでどのような方向性に進んでいくのか・・・みなさんとても良い演技をしていました。
また,ご家庭での話題にしていただければ幸いです。