1.学習内容について
中学校の社会では,1・2年生で地理的分野と歴史的分野を,3年生で公民的分野を学習をします。
■地理的分野
日本や世界の地理的なことがらについて,地域の特色を広く考え,地理的な見方や考え方の基礎を学習します。資料集・パネル・写真・ビデオ・実物教材などを豊かに用いて授業を進めます。また,日本の都道府県についてテーマを決めて調べ,地理的なまとめ方も身につけます。
■歴史的分野
日本の歴史の大きな流れをつかむとともに,映像や史料を活用して各時代の特色を学習します。特に,人間社会の進歩や発達の過程を学ぶことを通して,現代社会を正しく認識し,将来の生き方やあり方を考える授業を進めます。また,身近な地域の歴史を調べ,地域への関心を高めるとともに,歴史の学び方も身につけます。
■公民的分野
政治や経済に関わる基本的な学習を進めるなかで,テレビ・新聞および資料集などで生徒たちが見聞きした内容を組み込んで学習します。国際的な関係が深まる現在,複雑な政治・経済に対してより関心を高め,それに関する新聞記事やニュースが理解できるような授業を進めます。
2.授業への取組姿勢について
各分野の学習において,共通して大切にしてほしいことは,
(1)興味・関心を持って意欲的に取り組む
(2)自分で工夫して調べ,自分で考える
(3)暗記すべきことは暗記する
(4)知識として次に活かす
というサイクルです。その中でも特に大切にしてほしいことは,少しでも「なぜ?」という疑問を持ったことについては,まず「自分で工夫して調べ,自分で考えること」です。この姿勢で授業に取り組めば,今まで以上に,社会科を学ぶ楽しさやおもしろさを体感することができると思います。ただし,学んだ内容をさらに発展させるためには,「暗記すべきことは暗記する」ことが必要です。土台となるべき知識の積み上げがあってこそ,深く考えることができるからです。このために,小テストや定期テスト,提出課題などがあるわけです。「社会科は暗記ばかりで嫌いだ」と思っている人はいませんか? ただ単に丸暗記するだけでなく,自分で調べ自分で考えることを大切にしてください。
3.家庭学習について
みなさんの毎日の生活の中に,社会科の学習に関わるものがたくさんあります。新聞やテレビのニュースをはじめ,雑誌の記事・街角のポスターなど数え上げればきりがありません。しっかりとアンテナを張りめぐらせ,少しでも疑問に思うことがあれば自分で調べてみましょう。これが,何よりも大切な家庭学習です。
単元ごとの小テストや,中間・期末の定期テストなど様々なテストがあります。いずれも授業で学習した内容から出題されます。計画的に,しっかり学習しましょう。また,授業で出された家庭学習課題等については,必ず提出期限を守って出しましょう。