学校日記

入学式式辞

公開日
2026/04/10
更新日
2026/04/10

校長室から

 本日から、3学年が揃い令和8(2026)年度の嘉楽中学校がスタートしました。

 昨日の入学式の式辞で、嘉楽中学校の学校教育目標と中学校3年生3月の目指す人間像についてお話をさせていただきました。

 なお、昨日の式辞は、以下の通りです。お目通しいただければ幸いです。

 

日一日と春の躍動を感じる今日のよき日に、御来賓の皆様、並びに保護者の皆様の御臨席を賜り、ここに「令和八年度 第七十九回 入学式」を挙行できますことを、心より御礼申し上げます。

新入生のみなさん、御入学おめでとうございます。

中学校という新しい環境で、これまで頑張ってきたこと、得意なことは、更にのばせるよう、取り組んでください。一方、小学校の時に、「もう少し頑張ればよかった。」と、思うことのある人は、その課題の克服に向けて、挑戦することを忘れないでください。

また、中学校入学を機に、一段高い目標を設定し、その実現に向けて、チャレンジしてください。

さて、ここで新入生のみなさん、また保護者の皆さまと嘉楽中学校の学校教育目標を確認しておきます。

学校教育目標は、「将来の夢や希望を実現するために、仲間とともに自らを磨き続けられる人間の育成」です。

未来を見据え、嘉楽中学校卒業後も、学び続け、人間として大きく成長し続けるための礎を中学校時代に獲得して欲しいという私たち教職員の「ねがい」を学校教育目標として示しています。

先が読みにくい、読めないこの時代をしなやかに、かつ力強く生き抜くには、第一に学び続けることができる力が必要であり、将来にわたり自分自身を磨きつづけ、常にアップデートできる力の基盤を中学校卒業までに獲得してください。

また、義務教育の仕上げとなる三年間を共にする私たち教職員は、「義務教育で勉強嫌いをつくらないこと」「学びのステージから降ろさないこと」が絶対であり、そのために嘉楽中学校の教職員は、質の高い、生徒のみなさんが「わくわく」「ドキドキ」するような授業づくりに努めてまいります。

十五歳・中学校三年生の春、九年間の義務教育を終える際に、みなさんに求める人間像として「挑戦する十五歳」を新たに掲げました。

私は、「挑戦しよう」という気持ちがもてるには、次の三つが必要と考えています。

それは、一人ではなかなか頑張れないけど、仲間がいると頑張れる、即ち「挑戦を支える仲間がいること」

色々な知識や技能、一つのことを深く、粘り強く考えられ、考えたことを人に分かりやすく伝えられる、そんな学び方(探究の方法)が身についていること、即ち「挑戦を支える学力があること」

「私はこんなことが出来る、あんなことにも諦めず取り組むことができる」と、私だけのオンリーワンに自分自身が気づいていること、即ち「挑戦を支える自己有用感」が育っていること・・・・。

このような力をみなさんに獲得してもらい、将来にわたり挑戦し続け、未来社会を豊かに生き抜いて欲しいと願っています。

気づいた人もいるかもしれませんが、「挑戦する十五歳」を支える三つの力の何れにも、「人」が登場します。人との関わり、つながりづくりには、相手への信頼・尊敬が大切です。

『学問のすすめ』を著し、慶應義塾を設立した福沢諭吉は「周りの人が持つ、自分より優れているところから謙虚に学ぶことの大切さ」を述べています。ともすると、人は、仲間や他者の自分より優れているところに対して、嫉妬したり、認められないというような態度をとったりすることがあります。仲間・相手に対する尊敬を持ち、仲間から謙虚に学ぶという姿勢でいることが、結果、みなさんの可能性を広げ、自分自身の力が育まれることを、忘れないでください。

保護者の皆様に一言お祝いを申し上げます。お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。本日より、お子様の義務教育仕上げの三年間を、教職員一同、責任を持って担当させていただきます。  

中学生は成長著しく、また多感な時期を迎えます。体も心も大きく成長する時であるからこそ、それは同時に心が大きく揺れ動く時期でもあります。何か気になることがございましたら、担任をはじめ学年に、お気軽に御相談ください。

保護者の皆様さまと私たち教職員が、共に支え合い、一緒になって子どもたちの成長に寄り添っていくことが大切であると考えております。今後とも本校教育活動への御理解、御支援、そして御参加をよろしくお願いいたします。

御来賓の皆様には、公私ともに御多用の中、御臨席を賜り、誠にありがとうございます。今後とも子どもたちを地域から見守っていただきますとともに、嘉楽中学校への変わらぬ御指導・御支援をいただければ幸いです。

 最後に、新入生のみなさん、三年間の中学校生活の中で、心身共に更にたくましく、そして豊かに成長されますことを期待して、私の式辞とさせていただきます。