論語に学ぶ(その1、その2、その3)
- 公開日
- 2021/05/28
- 更新日
- 2021/05/28
3年生の様子
3年生の国語の教材「論語」について、各自で選んだ名言を
1 どんな人に伝えたいか。
2 その名言(書下し文)とは。
3 現代語訳
4 自分自身の解釈と、この名言をどのように伝えたいか。
をまとめ、毎週水曜日と金曜日に掲示することにしました。
論語の名言の真理は、2,500年経った今でも何ら変わることなく、
今に通じるものがあります。
それを生徒自身で解釈し、今に生かそうとしています。
そこで、みなさんにも紹介したいと思います。
○3年3組 Oさん
1 テストで悪い点をとって、落ち込んで何もできない人へ
2 “位無きを患(うれ)いず、立つ所以(ゆえん)を患う。”
3 現代語訳 「その地位についていないことを悩まず、その地位につく
にはどうしたらいいか悩もう。」
4 中学校ではテストがあるから、その結果を他の人と比べて落ち込む人
も多いと思う。そういうとき、落ち込んでばかりいないで、前を向い
て、次にどうすればいいいか考えようというのが、この教えである。
競争の中で人は成長すると、私は思う。しかし、その競争も「立つ所
以を患う」ことがなければ、成立しないだろう。もちろん学校内でも競
争は起こる。テストはまさに競争だろう。その中で成長するためにもこ
の教えは重要だと思う。
○3年2組 Hさん
1 インターネットやテレビなどの情報を見て、すぐそのことを信じ、そ
のことが本当なのかも考えようとせず、回りに話そうとする人へ
2 “衆之を悪(にく)むも必ず察し、衆之を好むも必ず察す。”
3 現代語訳 「大勢の人が嫌うからと言って、それを真に受けるのでは
なく、自分で必ず確認して判断すること。」
4 僕はこの現代語訳をみてまさに今の社会がこうなっているなと思いま
した。インターネット、テレビ、SNS、本、うわさなどさまざまな情
報が飛びかう中でその一つ一つに疑問を全くもたず受け入れてしまうの
は、自分で調べようとせずよく考えない人と、あたかもそれが真実かの
ようにみせる社会のしくみが要因だと思います。なので孔子の教えのよ
うに「自分で必ず確認して判断する」ということをするべきだと伝えた
いです。
○3年2組 Kさん
1 親孝行ができていない人へ
2 “父母の年は、知らざるべからず。一は則(すなわ)ち以て喜び、
一は則ち以て懼(おそ)る”
3 現代語訳 「父母の年齢を知らいないということは、あってはならな
い。一方で長生 きを喜び、一方で高齢を心配するためだ。」
4 この文を読み、僕は、まず親の誕生日、年齢を知ることが親孝行の
第一歩なのではないかと思った。なぜなら、どれだけ親の衣食に配慮
していても、親の年齢、誕生日が分からないと、本当に自分に対して
心配してくれているだろうか、元気に長生きしていることを喜んでい
るのだろうかと自分と親との信頼関係、絆などにひびが入ってしまう
おそれがあるからだ。逆に誕生日、年齢を知ることによって、親の長
生きを素直に喜ぶことができ、体を心配することができる。そうする
ことで信頼関係が深まり、親子のきずなを深めることができる。今、
親孝行できていない人達に親を心配し、大切にして欲しいという思い
から訴えかけるようにこの言葉を伝えたいと思う。