入学式 -式辞-
- 公開日
- 2026/04/09
- 更新日
- 2026/04/09
校長室より
清々しい春の気配が感じられる、さわやかな今日の良き日に、ご来賓の皆様、保護者の皆様のご参列をいただき、令和8年度 第2回 京都市立洛西陵明小中学校入学式を挙行できますことを、心より感謝し、厚く御礼申し上げます。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
今日から皆さんは洛西陵明小中学校の1年生です。今は少し緊張した気持ちやわくわくした気持ちなど、いろいろな思いが混ざり合っているかもしれませんが、心配は要りません。先輩たちも先生方も、皆さんの入学を楽しみに待っていました。
洛西陵明小中学校は、小学校と中学校を分けずに、学びをつなげていく「義務教育学校」です。通常よりも、たくさんの先輩や仲間、先生たちがいつもそばにいる環境があります。安心して、いろいろなことに取り組んでください。
さて、洛西陵明小中学校の教育目標は「未来に向かってしなやかに伸び続ける」です。これは、みなさんが 「なりたい自分」に近づけるように、少しずつ成長してほしいという思いをこめています。そこで今日は、その「なりたい自分」になるために大切な、三つの力についてお話します。
1つ目は、「挑戦する力」です。学校での学びは、教科書からだけではありません。コンピュータを使ったり、本を読んだり、先生や友だちに聞いたりと、いろいろな学び方があります。また、教室の中だけでなく、学校の外へ出たり、上級生と一緒に活動したりすることもあります。「できる」「できない」や「すき」「きらい」ではなく、まずは「やってみよう」とすることが大切です。何にでも挑戦する力を身につけていきましょう。
2つ目は、「自分を変える力」です。これからは集団生活になります。時に、自分だけを大切にしすぎると、まわりの友達が悲しい思いをしてしまうこともあります。「自分も、友だちも喜ぶ」そのような行動ができるようになってください。また、学校では、失敗することがたくさんあります。失敗は悪いことではありません。それより、「どうしたら、次はうまくいくか」を考えて、自分を変えていこうとする力が大切になります。
3つ目は、「未来像を描く力」です。未来の自分について、それは願っているだけでは叶いません。「未来像を描く力」の「描く」というのは、「考えて、行動すること」です。すぐにできなくても構いませんから、諦めず、くり返し考え、行動しましょう。そうすれば、いつか「できなかったことができるようになる日」が来ます。これを成長と言います。未来の自分に褒めてもらえるように、今から自分の将来を考えていきましょう。
洛西陵明小中学校の生活で身に着けてほしい「挑戦する力」、「自分を変える力」、「未来を描く力」の、3つの力の話をしました。このことを心に留め、一歩ずつ「なりたい自分」に近づいていってください。
さて、保護者の皆様、お子様たちのご入学、誠におめでとうございます。本日、1年生64名が入学いたしました。これから9年間を、この学び舎で過ごしてまいります。義務教育の前期課程・後期課程を系統的につなぎ、長期的に見守ることができる施設一体型小中一貫教育校の教育資源を最大限活用し、教職員一同、全力で教育活動に取り組んでまいります。そして、義務教育終了時には、子どもたちが世界に視野を広げ、「どの社会のどの人たちとも臆することなく関わり、そこで活躍できる自立した社会・地域の担い手」になれるよう成長を支えてまいります。これから何かとお願いすることもあろうかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
では、新入生のみなさん、最初はわからないことがあるかと思いますが、たくさんの先輩やなかま、そして先生方を遠慮なく巻き込んで、ともによりよい学校生活を創っていきましょう。
この洛西陵明小中学校が「未来を創造する学びの場」となることを心より願い、式辞といたします。
令和八年四月九日
京都市立洛西陵明小中学校 校長 向段 新