学校日記

学校だより「轍」2月号より

公開日
2021/02/15
更新日
2021/02/15

校長室より

1月の半ばにまたまたコロナ禍に伴う緊急事態宣言が出され,教育活動も様々な制約を受けることになりました。限られた条件の中ではありますが,子ども達の学びと成長を願い,工夫を凝らしながらも教育活動を進めて参りたいと思います。

 本校は,1〜4年生をファーストステージ,5〜7年生をセカンドステージ,8〜9年生をサードステージとして一つの区切りとしています。その一つひとつに意味を持たせ,子ども達が成長の目安にしてもらいたいと考えています。そしてそれぞれのステージの最高学年を対象に儀式的な行事を予定しています。

 「2分の1成人式」。ファーストステージの最高学年4年生。多くの子ども達が10歳を迎えます。具体的思考から抽象的思考へと成長が見られます。人によっては急激に身長が伸びたり,初経が始まったりする子もいます。いわゆる「思春期」の扉がすぐそこまで来ています。次年度からは,通学服を着用し,中学生の学習に似た形態(50分授業・一部教科担任制・部活動など)も始まり,いよいよ「大人」の世界へと歩み始めます。大人の指標の一つである20歳の半分を生きた子ども達に,立派な大人になるための新たな一歩を歩み始めて欲しい,そんな願いを込めて2分の1成人式を行います。

 「立志式」。セカンドステージの最高学年7年生。昔,孔子が論語で「吾十有五にして学に志す」とおっしゃいました。15歳で人生の志を立てたということを「立志」といい,昔は元服のお祝いとして祝福したりもしました。旧周山中学校時代から,数えの15歳,満14歳になる時に,旧正月,今の暦で立春にあたる2月の3日頃,立志式を開催し,成長を祝うと共に,生徒一人ひとりが,志を述べる会として開催してきました。京都京北小中学校になってもその精神を引き継ぎ,本年度はJAXA宇宙飛行士の油井氏の記念講演(リモート)と共に開催する予定です。

 「卒業証書授与式」。サードステージの最高学年,そして最終学年9年生。義務教育学校9年間の教育課程を全て終え,京都京北小中学校の第一期卒業生として,新しく歴史に名を刻むと共に,胸を張り,前を向いて世界に羽ばたいていって欲しいという願いを込めて挙行します。いま,9年生はその前に立ちはだかる「進路実現」という大きな目標に向かって挑戦のまっただ中です。コロナ禍の中,歯を食いしばって様々な試練を乗り越えてきた彼らだからこそ,一人ひとりが確かな進路を実現できると信じています。