学校日記

憲法月間に寄せて

公開日
2014/05/01
更新日
2014/05/01

校長室から

 本日の朝会では,「憲法」について 次のようなお話をしました。

 「憲法」という言葉は難しいと思いますが,次のように考えてください。皆さんの学級には学級目標いうみんなで決めた「きまり」があります。それと同じように国にも大切な「きまり」があるのです。国を治める一番基になる「きまり」を「憲法」と言います。
日本は明治時代になってから,何度かの戦争をし,たくさんの国民が亡くなり,外国にも 大変迷惑をかけました。その反省にたって,「第二次世界大戦」という戦争が終わった 後,今の「日本国憲法」が作られました。もう,60年が経とうとしていますが,大切に守られています。

 この憲法は,
 1 何事にも国民中心の国にすること(主権在民)
 2 戦争は絶対にしないこと(戦争の放棄)
 3 人間が人間らしく,楽しく生きていく権利を守ること(基本的人権の尊重)

 この3つのことが,大切な柱になっています。これは,一人一人を 大切にしようという考え方で国民として絶対守っていかなければならないことばかりです。だから,憲法をしっかり守り,国の成長を願おうということで,5月3日が「国民の祝日」となり,5月1日から7日までが「憲法週間」と決められました。京都市では,5月を憲法月間」と定めています。
 児童の皆さんはこれからの日本が平和であることを願い,5月3日の「憲法記念日」を 迎えてほしいと思います。  
 そして,もう一つ,どうしても皆さん一人一人に考えてほしいことがあります。それ
は,3つ目に言った「基本的人権の尊重」のことです。「基本的人権の尊重」とは,皆さ ん一人一人が毎日を楽しく過ごせるように,自分を,人を大切にすることについて考える ことなのです。
 さて,みなさんは,毎日の生活の中でたくさんのお友達,先生,家族,地域の人など様々な人とお話をしたり,遊んだり,一緒に勉強したりしていますね。
その中で その人たちを大切にすることができているでしょうか。そして,その方たちにしていただいていることもたくさんありますね。大切にされていると感じることがたくさんあるでしょう。
 どんな人が,一人一人の人権を大切にしている人か,自分は人権を大切にしているか考えることが大切です。たとえば,「人の話を聞く」ことは,人を大切にすることです。今日の朝会もそうです。学級で先生の話を聞くこと,友達の発表を聞くことは人を大切にすることです。・・・・・。」

 人権を守るということは,なぜ,その人を大切にしなければならないのかを考えることではないでしょうか。また,そこにはいない人のことも考えられる大きな心を持つことも大切なのではないでしょうか。

 連休に入り,楽しい計画をご家族でも立てておられることと思います。その連休の少しの時間でも「憲法とは」「人権とは」など,考えたり話したりする時間をとってみてください。