大切にしたい「型(かた)」〜子どもたちへの話〜
- 公開日
- 2010/08/23
- 更新日
- 2010/08/23
校長室から
今日は授業開始の日です。1時間目には全校朝会がありました。そこでの私(校長)から子どもたちへ話したことをまとめておきます。
みなさん。夏休みが終わりました。昨日の晩は,「もうちょっと夏休みがあったらなあ。」と考えていた人も結構いたかもしれませんね。どうでしたか。そうではありませんでしたか。
「まだ夏休みがあったら…。」とか「もうちょっと夏休みがあれば…。」とかいった「タラ・レバ」は考えてはいけません。もう夏休みは終わったのです。楽しかった夏の思い出は,友だちや先生とゆっくりお話をしてください。しかし,ここで気持ちを切り替えて,しっかりとした学校生活を始めることが大事なのです。
さて,今日みなさんにお話しすることは…。何でしょうか。
5年生の竹林くん。前に出て来てくれますか。竹林くんは,相撲の京都府大会で優勝をしました。小学5年生では京都府チャンピオンです。試合では,土俵上でさまざまな技をかけて対戦相手を倒します。そんな強い竹林くんですが、日々の練習において,必ず時間をかけてすることがあります。まず「四股(しこ)を踏むこと」です。竹林くん,ここでやってみせてくれますか。(実演)なかなか力強い動きですねえ。それから「摺り足(すりあし)」です。これもやってみてください。(実演)あまり派手な動きではありませんね。でも,相撲が強くなるためには,こうした基本を何度も繰り返すことが大切なのだそうです。竹林くんありがとう。大変見事でした。(拍手)
これを見てください。この字は「型(かた)」と読みます。武道やスポーツ,それから華道や茶道にもあります。人がその道において上達するためには,この規範となる形式を大切にしなければなりません。どんな時も,この基本となる「型」が身に付いてこそ,上手くなっていったり,個性ある技ができたりするのです。「型」が身に付いていなければ,ホンモノの力をつけることはなかなか難しい。
みなさんの学習やくらしにおいても,この「型」にあてはまることがあります。最初は何度もそれを繰り返して自分のものにしなければなりません。いきなり難しいことをするのではなく,簡単なことのように見えて,実はなかなか難しいという,この基本の「型」を自分のものにしてほしいと思います。では,みなさんにとって,今,身に付けなければならない「型」とはどんなことでしょうか。自分でも考え,学級でもぜひ話し合ってみてください。
「型」の大切さのお話は,京都市内のある小学校において,その学校の校長先生が話されたことを参考にさせて頂きました。そこでは,柔道の型を実際に子どもたちに見せて話されたそうです。(他の学校のホームページから学ぶことも本当に多いです。)